「ネット集客がうまくいかないんです…」という悩みは、多くの方がお持ちだと思います。
この悩みを解決するには、“今うまくいっていない原因”を正しく突き止める必要があります。
的外れな改善をしても、時間と労力の無駄になってしまいかねません。
ここでは、5つのパターンに分けて、悩みの本当の原因を探ってみたいと思います。
まず、そもそもアクセスがなければ、お問い合わせが来なくても当たり前です。
アクセスの有無を把握するには、アクセス解析をする必要があります。
グーグルアナリティクスを使っているのであれば、ログイン後、「ユーザー ⇒ サマリー」と進んで、「ユーザー数」の数字をチェックしてみてください。
直近1ヶ月のアクセス数が200未満であれば、まずはアクセス数を増やすことが最優先課題です。
SEOやPPCを行い、アクセスアップに力を入れましょう。
次に、アクセスの質を見ていきます。
グーグルアナリティクスを使っているのであれば、ログイン後、「集客 ⇒ キーワード ⇒ オーガニック検索」と進んでください。
ここを見ると、「お客様が、どんなキーワードで検索して、ホームページに辿り着いたのか?」が分かります。
ここに並んでいるキーワードが、「税理士 相談」や「会社設立 代行」など、依頼につながりやすそうなキーワードが多ければ大丈夫です。
逆に、「弁護士 年収」や「社会保険労務士試験 試験日」のような、依頼にはならないであろうキーワードが多かったら、要注意です。
SEOやPPCのキーワードを見直し、改善する必要があります。
「アクセスはあるけど、お問い合わせがない」のであれば、ホームページそのものに原因があることがあります。
グーグルアナリティクスを使っているのであれば、ログイン後、「ユーザー ⇒ サマリー」と進んで、
の3つの数値をチェックしましょう。
これらの数値が、
だったとしたら、要注意です。
上記の数値になってしまっているとしたら、「お客様がホームページに興味を持ってくれていない」ことが考えられます。
などが必要になります。
なお、文章の改善を行う際には、下記の記事が参考になります。
>> お問い合わせを増やす文章策施術「ベネフィットライティング」とは?
>> 「これからはパパも一緒?」CMから学ぶ、WEBライティングのコツ(動画あり)
「お問い合わせはあるが、質が悪い」という悩みの原因は、“料金表などのお客様が知りたい情報が書かれていない”ことが考えられます。
質の悪いお問い合わせの代表例が「~~っていくらなんですか?」などの”値段(料金)を聞かれるお問い合わせ”です。
これは、
ことが原因です。
詳しくは、下記の記事でも紹介しておりますので、ご参照ください。
>> 「ホームページからの「質の低い(悪い)お問い合わせ」をなくす5つの工夫」
「お問い合わせはあるが、受任できない」場合には、受任力の向上が課題になります。
相談時の対応の改善もそうですが、意外に効果が高いのが「お問い合わせフォームの改善」です。
詳しくは、下記をご参照ください。
>> 「士業の顧客獲得力を上げるお客様対応のコツ:12個まとめ」
>> 「受任件数を増やす「電話対応」の基本8ステップと2つの注意点」
>> 「受任率向上の秘訣とは?弁護士ドットコム株式会社様と「受任力向上セミナー」を開催」
一言で「ネット集客がうまくいかない…」と言っても、この悩みの原因は上記のようにいくつかあります。
先生それぞれで、どれが悩みの本当の原因なのか?は違ってきます。
まずはアクセス解析をみるところから始めて、どこに課題があるのかを見つけてくださいね。
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