2014年3月27日 | ホームページ制作

ベネフィットライティングのススメ

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

今日は、「ベネフィットライティング」という文章の書き方をお伝えします。

これを実践すれば、「より多くのお客様に先生の良さを伝え、集客力をアップさせる」ことができるようになります。

ベネフィットライティングとは?

ベネフィットライティングとは、「お客様が商品(サービス)から得られるメリットを伝えてあげる文章術」です。

これだけだと分かりづらいと思うので、例を挙げて解説してみます。

  • (1)「私は、~~の資格を持っています」という文章
  • (2)「私は、~~の資格を持っているので、あなたは~~なメリットを得られます」という文章

(1)「私は、~~の資格を持っています」という文章

こういった文章は、士業のホームページでよく見かけます。

例えば、「当事務所は、経営革新等支援機関に認定されています」のような文章です。

この文章、士業が読めば何を言いたいかが分かるのですが、一般のお客様が読んでも、良さが伝わらないのです。

お客様は、「この”経営革新等支援機関”に認定されていると、なにか良いことがあるの?」と思ってしまうのです。

これでは、せっかく伝えたい強みが、お客様に効果的に伝わらないのです。

(2)「私は~~の資格を持っているので、あなたは~~なメリットを得られます」という文章

先ほどの文章には、「お客様が得られるメリット(ベネフィット)」が書かれていませんでした。

そこで、「私は、~~の資格を持っているので、あなたは~~なメリットを得られます」と書いたらどうでしょうか?

ここまで詳しく書いて初めて、お客様に伝わる文章になるのです。

先ほどの”経営革新等支援機関”の例で言えば、

  • “経営革新等支援機関”に認定されていることで、お客様にどんなメリットがあるのか?
  • “経営革新等支援機関”の認定の有無で、お客様にとってどんな差があるのか?

まで伝えてあげる必要がある、ということです。

ここまで書くことで、お客様は「なるほど、”経営革新等支援機関”っていうのは、すごく大切なものなんだな」と理解してもらえるようになります。

お客様の「で、結局なんなの?」に答える

極論すると、ベネフィットライティングというのは、お客様の「で、結局なんなの?」という疑問答えてあげる文章術、と言えます。

  • その資格があると、どんなメリットがあるのか?
  • その経験があると、どんなメリットがあるのか?
  • その特徴があると、どんなメリットがあるのか?

お客様は常に、「で、結局なんなの?私にメリットあるの?」と感じています。

その疑問に答えてあげられるか否か?で、ホームページの集客力はガラッと変わってしまうのです。

先生も今日から、ベネフィットライティングを心がけてくださいね。

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