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ホームページはただ更新しても意味がない。集客力UPの3step

ホームページはただ更新しても意味がない。集客力UPの3step

ホームページは、更新することによって、集客力を高めていくことができます。

なぜなら、ホームページを更新することで

  • 情報量が増えるので、お客様から信頼されやすくなり、成約率が上がる
  • 検索エンジン(ヤフーやグーグル)からも信頼されやすくなり、検索順位が上がり、アクセスが増える

というメリットがあるからです。

しかし、ただ闇雲に、何でもいいから更新していけばいいのか?と言うと、実はそうではありません。

実際、ポイントを抑えずにホームページの更新を続けても、時間と労力ばかりかかってしまい、集客力アップの効果は望めないのです。

ここでは、ホームページを更新していく上でのポイントと、具体的な手順をご紹介させていただきます。

事例紹介

ホームページを更新することで、どれくらいの集客効果が期待できるのか?が気になっている方も多いと思います。

より分かりやすく、更新による集客力アップをお伝えするため、以下に2つのホームページの事例を紹介させていただきます。

成功事例

以下の画像は、弊社クライアント様のホームページのアクセス解析データです。

ご覧のとおり、右肩上がりにアクセスが伸びていっていることがお分かり頂けるかと思います。

このクライアント様は、ホームページを制作した後、ポイントを抑えながらコツコツと更新を続けてきました。

その結果、このような右肩上がりでアクセスが増えていっているのです。

実際、ホームページ経由で毎月20~30件のお問い合わせを獲得されており、集客力アップに成功しています。

失敗事例

以下の画像は、「ポイントを抑えずに更新を続けてしまった」ホームページのアクセス解析データです。

こちらのホームページも、先ほどの成功例のものと同じく、コツコツと更新を続けています。

しかし、ポイントを抑えていなかったがために、アクセス数はほぼ変わっていません。

結果、ホームページ経由のお問い合わせ数も横ばいになっています。

ホームページの更新のポイントを知らないと、せっかく時間と労力をかけても、その努力が水の泡になってしまうこともあるのです。

ホームページは、ただ更新すればいいってものではない

先ほどの成功事例と失敗事例をご覧頂いてもお分かり頂けるかと思いますが、ホームページは、「ただ更新すればいいってものではない」のです。

とりあえず更新し続けても、ホームページのアクセスも増えませんし、お問い合わせも増えません。

あなたの努力を水の泡にしないためにも、まずは「よくある失敗例」を知っておきましょう。

もしあなたが次の例に当てはまるとしたら、今すぐ改善されることをお勧めします。

失敗例(1)キーワードを意識していない

一つ目の失敗例は、「キーワードを意識していない」ことです。

士業のホームページへのアクセスのほとんどは、検索経由(ヤフーやグーグルで検索されてアクセスされる)です。

そのため、「お客様がどんなキーワードで検索しているのか?」を知っておくことが、とても重要なのです。

お客様の検索キーワードをまったく意識せずに記事を書いても、ホームページへのアクセスは増えませんし、お問い合わせも増えません。

いくら良い記事を書いても、キーワードが意識されておらず、検索されてもほとんど表示されないのであれば、誰も読んでくれないのです。

失敗例(2)お客様の役に立たない

二つ目の失敗例は、「書いた記事がお客様の役に立たない」ことです。

先ほど、士業のホームページへのアクセスは、ほとんどが検索経由である、とお伝えしました。

お客様は、解決したい問題や悩み、知りたいことがあると、検索してその解決策を探そうとします。

簡単に言うと、お客様は、「自分が抱えている問題や悩みの解決策を知りたい」「自分にとって役立つ情報を知りたい」のです。

にもかかわらず、検索して見つけたページの内容が薄かったり、お客様の役に立たないものであったとしたら、どうでしょうか?

結局、「このホームページは自分にとって役立つものではないから、他を探そう」のようになってしまい、せっかく更新したのに意味がなくなってしまうのです。

失敗例(3)書いた記事を読んでもらう施策をしていない

三つ目の失敗例は、「書いた記事を読んでもらう施策をしていない」ことです。

せっかく良い記事を書いても、誰も読んでくれなければ、意味がありません。

ホームページを更新したとしても、そのままにしておいたら、誰もそのページを見に来てはくれないのです。

「ホームページを更新しましたよ」「新しい記事を追加しましたよ」ということを、自分自身で伝えていかなければ、誰も気付いてくれないのです。


いかがでしたでしょうか?
あなたが、これらの例のうち、一つでも当てはまるものがあったら、今すぐ改善していきましょう。

それでは、これらの失敗を回避し、ホームページを更新して集客力をどんどんアップさせていくための手順を、次からご紹介していきたいと思います。

成功するホームページ更新の手順:3stepで解説

それではここからは、成功するホームページ更新の具体的な手順をご紹介させていただきます。

先ほどの失敗例をふまえて簡潔にまとめると、成功のためには、

  • お客様が検索するキーワードを知り、
  • お客様にとって役立つ情報を書き、
  • 書いた記事を多くの人に知ってもらう施策を行う

という、この3つが重要になってきます。

一つ一つ、順番に見ていきたいと思います。

(Step1)お客様が検索するキーワードを知ろう

まずは、お客様がどんなキーワードを検索しているのか?を知るところから始めていきます。

ネット上では、

  • 「検索されている=お客様に必要とされている(需要がある)」
  • 「検索されていない=お客様に必要とされていない(需要がない)」

と考えられるので、よく検索されているキーワードを狙って記事を書くことが重要なのです。

お客様がどんなキーワードを検索しているのか?を知るには、グーグルが提供している、キーワードプランナーというツールを使います。
(キーワードプランナーを使うには、グーグルアカウントが必要なので、まだ持っていない方は、登録してから使いましょう)

ここでは、例として、以下の「会社設立」関係のホームページを更新していくことを想定してみます。

会社設立に関連する情報を更新していくことになりますので、まずはキーワードプランナーで、「会社設立」関連のキーワードを検索してみます。

すると、入力したキーワードの検索数が表示されます。

この中から、キーワードを選んでいきます。

例えば、「会社設立 必要書類」というキーワードの検索数は、月間約720回となっています。

このキーワードで検索するお客様は、「会社設立に必要な書類を知りたい」という需要があって、検索してきている事が考えられます。

検索されているということは、お客様の需要があるわけなので、会社設立の必要書類に関する情報を分かりやすくまとめてあげたら、お客様に喜ばれますよね。

その記事を読んで、「この事務所は素晴らしい情報を書いてくれているから信頼できる」と思ってもらえれば、お問い合わせにもつながりやすくなります。

ここでは、この「会社設立 必要書類」というキーワードを使ってみたいと思います。

関連がありそうなキーワードは、すべて抜き出しておこう


ここでは、「会社設立 必要書類」というキーワードを取り上げていますが、キーワードは他にも「会社設立 資本金」など、たくさんあります。

記事になりそうなキーワードは、全て抜き出しておきましょう。

抜き出したキーワードは、エクセルなどにまとめておくと、あとあと見やすくて便利です。

関連語でも検索してみよう


先ほど、キーワードプランナーで「会社設立」と検索しましたが、ご自身のホームページに関連する語句をいろいろ検索してみることで、より多くのキーワードを探すことができます。

例えば、今回の例で言えば、「法人設立」「法人登記」なども、関連する語句と言えます。

いろいろな語句で検索して、より多くのキーワードを見つけておけば、ホームページを更新する時にとても役立ちます。

(Step2)お客様にとって役立つ記事を書こう

キーワードを探したら、次はそのキーワードを元に、お客様にとって役立つ記事を書いていきます。

この「お客様にとって役立つ」というのは、「検索キーワードから、お客様が求めている情報を逆算して予想し、お客様の悩みを100%解消してあげられる記事」という意味です。

分かりやすいように、例を挙げて解説していきます。

例えば、先ほど「会社設立 必要書類」というキーワードを見つけましたね。

このキーワードで検索するお客様は、「会社設立に必要な書類を知りたい」はずです。

なら、「会社設立の必要書類は●●と●●と●●です」と書いておけば、お客様は満足してくれるでしょうか?

おそらく、満足してくれないですよね。

お客様の真の望みは、「会社設立の必要書類をそろえて、会社を設立したい」というものであるはずです。

であれば、必要書類をしっかりそろえて、会社を設立するところまでの情報をしっかり伝えてあげる必要がある、ということになります。

具体的には、

  • どんな書類が必要なのか?
  • その書類はどこで手に入るのか?
  • それぞれ何枚ずつ必要なのか?
  • どの書類に何を書けばいいのか?
  • 書く上でのポイント、注意点は何なのか?
  • それぞれの書類はどこに提出しに行くのか?
  • 期限などはあるのか?

など、たとえ会社設立に詳しくない人が読んでも、ちゃんと理解できるように書いてあげる必要があるのです。

ここまで書いて初めて、お客様に「この情報はすごく役立つ!素晴らしいホームページだ!信頼できる事務所だ!」と思ってもらえるのです。

「キーワードから逆算して、お客様を満足させる記事を書く」という意識を、常に忘れないようにしましょう。

なお、記事を書く上では、「検索意図」というものを意識しておく必要があります。

検索意図については、以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。

>> SEO対策に必須の「検索意図」とは?上位表示するためのコンテンツ作成法

(Step3)書いた記事を多くの人に知ってもらおう

記事を書いてホームページを更新したら、それを多くの人に知ってもらう必要があります。

方法としては、

  • 検索結果で上位表示させる
  • フェイスブックやツイッターで紹介する
  • フェイスブックページで紹介する
  • メールマガジンで紹介する

といった方法があります。

また、そのページにソーシャルボタンを設置しておくことも効果的です。

ソーシャルボタンとは?


ソーシャルボタンとは、

  • いいね!ボタン
  • リツイートボタン
  • はてなブックマークボタン

などの、SNS関連のボタンのことです。

これらがあることで、その記事を読んで「役立った」と感じた方に、記事をお勧めしてもらうことができるのです。

これにより、「役立つ記事を書く ⇒ 多くの人に知ってもらう ⇒ 記事がお勧めされる ⇒ そのお勧めを見てさらに多くの人に知ってもらえる」という好循環を生み出すことができるのです。

ソーシャルボタンの設置方法


ワードプレスをお使いの場合には、「WP Social Bookmarking Light」というプラグインを使うことで設置できます。
「WP Social Bookmarking Light」の詳細な使い方は、こちらのサイトで紹介されておりましたので、ぜひご覧ください。

ワードプレス以外の場合には、「Zenback」がお勧めです。

ホームページの更新でよくあるご質問

ここまでで、ホームページの更新を成功させるための手順をご紹介してきました。

次に、ホームページの更新に関連する、よくあるご質問とその回答を記載させていただきます。

文字数は何文字くらいあればいいですか?

先ほどお伝えしました通り、ホームページを更新する時には、「お客様にとって役立つ」ことが最重要です。

ですので、文字数は最低~~文字、と言う基準は、正直ありません。

「お客様が知りたい情報をしっかり伝え、お客様に満足してもらえる」のに必要な文字数にする、というのがベターです。

書いた記事を読んでみて、十分役立つ記事であれば、その文字数でよいでしょう。

伝えきれていない部分があれば文字数を増やすことが必要ですし、必要ない部分は削除して文字数を減らした方が良い場合もあります。

「お客様にとって役立つかどうか?」を基準に考えましょう。

更新頻度はどれくらいがいいですか?

極論すれば、ホームページの更新頻度は、多ければ多いほどいいです。

しかし、そう頻繁に更新できない場合もありますよね。

ホームページを更新する時には、更新頻度よりも、「お客様にとって役立つ情報を届ける」ことに意識を集中しましょう。

いくら頻繁に更新しても、それぞれの内容が薄ければ、意味がないのです。

逆に、更新頻度がゆっくりでも、一つ一つの記事でちゃんとキーワードが意識されていて、役立つ内容になっていれば、ホームページのアクセスも増えていきますし、お問い合わせも増えていきます。

無理なペースで更新するよりも、役立つ情報を届けることを意識しましょう。

これくらいの内容で良いでしょうか?

コンサルティングなどをしていると、まれに「これくらいの内容でいいですか?」とご相談頂くことがあります。

極論すると、その答えは、お客様だけが知っています。

多くの場合、お客様は、士業業界のことをよく知りませんので、これでもか!というくらい分かりやすく、丁寧に書いてあげる必要があります。

イメージとしては、中学1年生に説明している気持ちで書くことをお勧めします。

内容を読み返してみて、「中学1年生がこれを読んで、理解できるだろうか?」と考えてみましよう。

分かりづらければ、より噛み砕いて分かりやすい表現を使ったり、専門用語を使わずに理解しやすい単語を使ったりしましょう。

お客様の気持ちになって読み返すことで、よりよい内容にブラッシュアップできるのです。

1~2行追加すれば、更新と言えますか?

1~2行追加したり、「です」を「だ」に変えたりなど、小手先の内容変更は、更新とは言えません。

これも、お客様の立場で考えてみましょう。

1~2行追加したり、「です」を「だ」に変えただけで、お客様は「これは役立つ!」と喜ぶでしょうか?

喜ばないですよね。

新たなページを追加し、お客様に役立つ情報を提供できて、はじめてホームページを更新したと言える、と意識しましょう。

更新していないホームページが上位表示されているのですが、何故ですか?

検索順位は、検索エンジン(ヤフーやグーグル)のアルゴリズムによって決まっています。

アルゴリズムというのは、検索順位を決めるルールのようなもので、その中には200~400もの細かなルールがあると言われています。

ホームページを更新することも、このルールの中の一つであり、その他にもたくさんのルールがあります。

ですので、更新すれば必ず順位が上がる、というわけではないのです。

もし、あなたの周りに、更新していないのに上位表示されているホームページがあったとしたら、そのホームページは、更新以外の部分が優れているのかもしれません。
(例えば、強力な外部リンクを獲得している、などです)

ただ、はっきり言えるのは、「最終的に、お客様の役に立つようにコツコツ更新し続けたホームページが勝つ」ということです。

検索エンジンは、お客様にとって役立つホームページを上位表示させる傾向があり、この傾向は年々強まってきています。

ホームページをコツコツ更新して、お客様の役に立つように改善し続けることで、検索エンジンにも、そしてお客様にも評価されるようになります。

結果的に、アクセスもどんどん増え、お問い合わせも増えていくでしょう。

更新されていないホームページがあるのは事実ですが、あなたにはぜひコツコツ更新を続けて、お客様にも検索エンジンにも評価される、長期的な成功を手にして頂ければ嬉しく思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

再度、ホームページを更新していく時の手順を以下に記載しますと、

  • お客様が検索するキーワードを知り、
  • お客様にとって役立つ情報を書き、
  • 書いた記事を多くの人に知ってもらう施策を行う

の、3つが重要なのでしたね。

まとめますと、「お客様の需要(検索キーワード)を知り、知りたいであろう情報を逆算して予想して記事を書き、それを多くの方に知ってもらえるようにする」ということです。

これらのホームページ更新のポイントを抑えて頂くことで、最初にご紹介した弊社クライアント様のように、右肩上がりに成功していくことができるのです。

あなたもぜひ、実践して頂ければ幸いです。

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