2013年12月24日 | 士業マーケティング

売り上げを2倍3倍にする「営業成約率」の考え方

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

「ホームページからお問い合わせは来るのに、受任できません…」

こういったお悩みをお持ちの先生も、多いのではないでしょうか?

この悩みは、「営業成約率が低い」ことが原因になっています。

営業成約率とは?

営業成約率とは、「お問い合わせ後の成約率(受任率)」のことを指します。

例えば、お問い合わせ10件のうち、3人成約(受任)したのであれば、その人の営業成約率は30%です。

お問い合わせ10件のうち、6人成約(受任)したのであれば、その人の営業成約率は60%になります。

単純計算、営業成約率が倍になれば、成約数(受任数)も倍になるので、売上も倍になります

営業成約率は、先生ご自身の心がけの改善だけでも上げることができるので、非常にインパクトの大きい改善方法になります。

ホームページからの営業成約率の平均値は?

ホームページからの営業成約率の平均は、弊社の事例で見ますと、だいたい30~60%くらいに落ち着きます。

10件のお問い合わせで、3~6件が決まる、というイメージですね。

※もし10件のお問い合わせで、1件も決まらないようであれば、何かしらの改善が必要と言えます。

(人によって得意不得意があったり、サービス内容によって差があるので、あくまで目安の数字とお考えいただければ幸いです。
人によっては、80~90%近い確率で受任される先生もいらっしゃいます。)

これが分かっていると、「顧客獲得単価(お客様一人を獲得するのにかけられる広告費)」を計算できます。

例えば、営業成約率を40%として、30万円の利益が出るサービスを扱っているとします。

そうなると、お問い合わせ1件あたり「30万円×40%=12万円」までかけると、収支トントン、という計算になります。

扱うサービスの顧客生涯価値にもよりますが、お問い合わせ1件あたり5万円くらいかけても、利益は残ります。

営業成約率が分かっていれば、このように顧客獲得単価も計算することができるので、かけられる広告費の目安も分かってきます。

営業成約率を上げるには?

営業成約率を上げるには、お客様への対応を改善する必要があります。

具体的には、下記の内容をご参照いただければ幸いです。

>> 士業の顧客獲得力を上げるお客様対応のコツ:12個まとめ
>> 受任件数を増やす「電話対応」の基本8ステップと2つの注意点

もちろん、改善するためにはトライ・アンド・エラーが不可欠になります。

上記を参考に、営業成約率の向上を目指してくださいね。

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