2013年10月25日 | ホームページ制作

ホームページのテーマの決め方

士業業界も、徐々にホームページでの集客に力を入れている事務所が増えてきています。

そうなると、ただ単純に「~~事務所」のようなホームページを作っても、なかなか集客できなくなってきます。

「ライバルと違う切り口(テーマ)を見つける」ことが、非常に重要ということですね。

誤解を恐れずに言うならば、ライバルの少ないテーマを見つけ出せれば、「楽して勝てる(稼げる)」わけです。

ここでは、ライバルの少ないテーマを見つけ出すための「ホームページのテーマの決め方」について考えてみたいと思います。

ポイントは、テーマを「ずらす」「絞る」

大きく分けると、以下の5つが大きなポイントになります。

  • 1.キーワードをずらす
  • 2.対象を絞る
  • 3.業務を絞る
  • 4.地域を絞る
  • 5.業界を絞る

1.キーワードをずらす

一つ目の方法は、「キーワードをずらす」というものです。

※キーワードとは?:お客様が検索する言葉、単語のことです。

例えば、「会社設立」はライバルが多くても、「法人設立」や「法人登記」だとライバルが少ない、という場合があります。

言っている意味は同じでも、言葉が違う。

要するに、「同義語」「類義語」を狙う、という意味です。

言い換え言葉はないか?を探せば、激戦テーマでも戦いやすくなります。

2.対象を絞る

二つ目の方法は、「対象を絞る」というものです。

例えば、「離婚相談」だけだとライバルが多くても、「女性のための離婚相談」ならライバルが少ない、という場合があります。

お客様の性別や状況、年齢別に絞り込むことで、激戦テーマでも戦いやすくなります。

3.業務を絞る

三つ目の方法は、「業務を絞る」というものです。

例えば、「離婚」のサービス全般だとライバルが多くても、「離婚協議書の作成」だけならライバルが少ない、という場合があります。

すべての業務を宣伝するのではなく、あえて宣伝する業務を絞り込むことで、激戦テーマでも戦いやすくなります。

※業務を絞り込んだからといって、それ以外の業務ができなくなるわけではありません。
例えば、「離婚協議書の作成」をご依頼いただいたお客様に対して、付随するサービスを口頭で提案することで、業務を広げることができます。

4.地域を絞る

四つ目の方法は、「地域を絞る」というものです。

例えば、「一都三県が対象」だとライバルが多くても、「千葉県市川市」だけで見ればライバルが少ない、という場合があります。

あえて事務所の近隣のみにフォーカスすることで、激戦テーマでも戦いやすくなります。

5.業界を絞る

五つ目の方法は、「業界を絞る」というものです。

例えば、「税理士」だとライバルが多くても、「歯科業界が得意な税理士」ならライバルが少ない、という場合があります。

すべての業界を狙わずに、業界を絞ることで、激戦テーマでも戦いやすくなります。

※業界を絞ると、業界の事情にも詳しくなれるので、コンサルティングなども行えるようになります。

業界には業界の事情や特徴、それぞれの成功法則があるので、それを知っている、というのは大きな強みになります。

まとめ

「~~事務所」のように、対象が広すぎるホームページは、反応が悪くなってきています。

お客様から見ると、「なんでも屋さん = 特に特徴のない、魅力のない事務所」のように映ってしまいます。

先生にあったホームページのテーマを、ぜひ考えてみてくださいね。

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