士業業界も、徐々にホームページでの集客に力を入れている事務所が増えてきています。
そうなると、ただ単純に「~~事務所」のようなホームページを作っても、なかなか集客できなくなってきます。
「ライバルと違う切り口(テーマ)を見つける」ことが、非常に重要ということですね。
誤解を恐れずに言うならば、ライバルの少ないテーマを見つけ出せれば、「楽して勝てる(稼げる)」わけです。
ここでは、ライバルの少ないテーマを見つけ出すための「ホームページのテーマの決め方」について考えてみたいと思います。
大きく分けると、以下の5つが大きなポイントになります。
一つ目の方法は、「キーワードをずらす」というものです。
※キーワードとは?:お客様が検索する言葉、単語のことです。
例えば、「会社設立」はライバルが多くても、「法人設立」や「法人登記」だとライバルが少ない、という場合があります。
言っている意味は同じでも、言葉が違う。
要するに、「同義語」「類義語」を狙う、という意味です。
言い換え言葉はないか?を探せば、激戦テーマでも戦いやすくなります。
二つ目の方法は、「対象を絞る」というものです。
例えば、「離婚相談」だけだとライバルが多くても、「女性のための離婚相談」ならライバルが少ない、という場合があります。
お客様の性別や状況、年齢別に絞り込むことで、激戦テーマでも戦いやすくなります。
三つ目の方法は、「業務を絞る」というものです。
例えば、「離婚」のサービス全般だとライバルが多くても、「離婚協議書の作成」だけならライバルが少ない、という場合があります。
すべての業務を宣伝するのではなく、あえて宣伝する業務を絞り込むことで、激戦テーマでも戦いやすくなります。
※業務を絞り込んだからといって、それ以外の業務ができなくなるわけではありません。
例えば、「離婚協議書の作成」をご依頼いただいたお客様に対して、付随するサービスを口頭で提案することで、業務を広げることができます。
四つ目の方法は、「地域を絞る」というものです。
例えば、「一都三県が対象」だとライバルが多くても、「千葉県市川市」だけで見ればライバルが少ない、という場合があります。
あえて事務所の近隣のみにフォーカスすることで、激戦テーマでも戦いやすくなります。
五つ目の方法は、「業界を絞る」というものです。
例えば、「税理士」だとライバルが多くても、「歯科業界が得意な税理士」ならライバルが少ない、という場合があります。
すべての業界を狙わずに、業界を絞ることで、激戦テーマでも戦いやすくなります。
※業界を絞ると、業界の事情にも詳しくなれるので、コンサルティングなども行えるようになります。
業界には業界の事情や特徴、それぞれの成功法則があるので、それを知っている、というのは大きな強みになります。
「~~事務所」のように、対象が広すぎるホームページは、反応が悪くなってきています。
お客様から見ると、「なんでも屋さん = 特に特徴のない、魅力のない事務所」のように映ってしまいます。
先生にあったホームページのテーマを、ぜひ考えてみてくださいね。
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