2014年2月4日 | 士業マーケティング

もう「検討します」と言われない!今すぐ受任力をアップさせる方法

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

先生は、お客様に「ちょっと検討します」と言われてしまったことはないですか?

おそらく、多くの先生が「ちょっと検討します」と言われた経験があると思います。

もし、この「ちょっと検討します」がなくなって、相談に来たすべてのお客様に「ぜひお願いします!」と言ってもらえたら、いかがでしょうか?

もし、10人中2人しか受任できない先生が、10人中6人受任できるようになったら、単純計算、売上も3倍になる可能性があります。

現在、月間売上200万円だとしたら、改善後は、月間売上600万円です。

年間で見れば、7200万円もの売上になります。

ほんの少しの改善で、これだけ数字に差がついてしまうのです。

しかもこれは、広告費など一切かけなくても、お客様への対応、話しかけ方を少し変えるだけでできる、即効性の高い売上アップ法です。

「検討します」と言われる最大の理由とは?

例えば、電話でお問い合わせを頂いた時を考えてみましょう。

お客様の質問にひと通り答えた後に、「よろしければ、一度、ご相談に来られませんか?」と、言っていませんか?

もしこのように言っているなら、かなり多くのお客様を逃してしまっていることになります。

人間は、このような「やるか?やらないか?」のような、Yes か No で答える質問をされると、反射的に「No」と言ってしまうものなのです。

新しいことに挑戦して失敗するより、現状維持を選んでしまうのですね。

先ほどの、「よろしければ、一度、ご相談に来られませんか?」という質問も、お客様に「Yes か No か?」「相談に来るか?来ないか?」を選択させてしまっています。

これだと、お客様は反射的に「検討します」と言ってしまうのですね。

ただ、これはお客様にとっても良いことではありません。

「検討します」で現状維持してしまうと、先生のサービスを受けることができないので、そのお客様も、いつまでたっても悩みが解決されません。

お客様にスムーズに「ぜひお願いします!」とご依頼いただくには、質問の仕方が重要なのです。

お客様には、「2択」で選んでもらう

そこでお勧めなのが、【お客様には、「2択」で選んでもらう】というものです。

例えば、先ほどの電話お問い合わせへの対応は、「Yes か No か?」という質問だったので、反射的に「No」と言われてしまいましたね。

この場合、「よろしければ、一度、ご相談に来られませんか?」ではなく、次のようにしましょう。

よろしければ、一度、ご相談に来ていただけると、◯◯様にとって、より良いご提案ができると思います。

今のところ、▲月▲日と、◆月◆日は空きがありますが、どちらの方がご都合よろしいですか?

この質問は、「Yes か No か?」ではなく、意図的に「A か B か?」という2択になっています。

人間というのは不思議なもので、「Yes か No か?」だとYes か No の中で選んでしまいます。

であれば、「A か B か?」であれば、A か B の中で選んでくれるのです。

「A か B か?」だと、結局どちらを選んでも、相談に来てくれることになります。

プランのご提案の時も、「やるか?やらないか?」ではなく、「AプランとBプランなら、どちらの方がお好みですか?」のように2択にしましょう。

お客様にとっても、迷っている時には背中を押してもらいたいものです。

お客様のお悩みを早く解決してあげるためにも、「2択」にすることで、スムーズに選べるようにリードしてあげてくださいね。

関連記事

運営情報はこちら

最新の記事一覧

ページ上部に