弊社がよくいただくご相談の一つに、「SEOとPPC、どっちから始めればいいですか?」というものがあります。
SEOとPPCは、それぞれにメリット・デメリットがあるので、的確な使い分けが必要になります。
>> SEOの特徴(メリット・デメリット)はこちら
>> PPCの特徴(メリット・デメリット)はこちら
ホームページを作ったら、まずはPPC広告を出稿してアクセスを集めます。
PPCから始めるメリットは、主に次の2つがあります。
PPCから始めることで、【HPの成約率(お問い合わせ率)】を、早い段階でチェックすることができます。
何度もお伝えしておりますが、ホームページの集客力は、以下の式で決まります。
【HPの集客力】=【HPの成約率(お問い合わせ率)】×【アクセス】
【HPの成約率(お問い合わせ率)】と【アクセス】、どちらが欠けても、お問い合わせは増えません。
このうち【アクセス】は、極端な話、広告費を出せばどんどん増やすことができます。
一方【HPの成約率(お問い合わせ率)】は、実際にアクセスを集めてみて、何件のお問い合わせが来るか?を調べてみないと、分かりません。
もし【HPの成約率(お問い合わせ率)】が0%だったとしたら、いくらアクセスを集めてもお問い合わせがならないことになりますので、PPCやSEOにかけた時間や費用を無駄にしてしまいます。
※SEOから始めてしまうと、上位表示するまでに時間がかかるため、なかなか【HPの成約率(お問い合わせ率)】のチェックができず、効率が悪くなってしまうのです。
そのため、早めにアクセスを集めて、まず【HPの成約率(お問い合わせ率)】をチェックすることが重要なのです。
PPCでアクセスを集めてみて、何件のアクセスで何件のお問い合わせがあるのか?をチェックすれば【HPの成約率(お問い合わせ率)】が計算できます。
1000アクセスで10件のお問い合わせなら、【HPの成約率(お問い合わせ率)】は1%です。
1000アクセスで20件のお問い合わせなら、【HPの成約率(お問い合わせ率)】は2%です。
一般的に、成約率は1%を超えれば上出来と言われていますので、まずは1%以上の成約率を目指しましょう。
もう一点、PPCから始めることで「お問い合わせにつながりやすいキーワードが分かる」というメリットもあります。
PPC経由で来たお問い合わせは、「どんなキーワードで検索されて、お問い合わせになったのか?」を調べることができます。
(コンバージョントラッキング、という作業を行う必要があります。)
一定期間調べることで、「どのキーワードがお問い合わせにつながりやすいか?」が分かってくるようになります。
お問い合わせにつながりやすいキーワードが分かったら、そのキーワードでSEOを行うことで、効率よく集客することができるのです。
(これが分からないでSEOから始めると、手探りで上位表示を目指すようになるため、いざ上位表示したのにお問い合わせがなかった、ということも考えられます)
なお、SEOを行う際には、検索順位によるクリック率についても知っておくと、対策に役立ちます。
先にPPCでアクセスを集めてみて、
が分かったら、あとはそのキーワードでSEOをすれば、費用対効果を高めて集客することができます。
参考になれば幸いです。
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