2013年10月11日 | ウェブマーケティング

「HPを作ると、どれくらい集客できるんですか?」の答え

弊社には日々、いろいろなご相談が寄せられますが、その中でも「ホームページを作ると、どれくらい集客できるんですか?」というお問い合わせは、非常に多いです。

やはり、士業の先生も「お問い合わせが増えるのか否か?」を気にされているので、こういったお問い合わせが多いものと思います。

ここでは、「ホームページを作ると、どれくらい集客できるのか?」を考えてみたいと思います。

集客効果は、「どの案件を獲得したいか?」で大きな差がある

結論から申し上げますと、ホームページの集客効果は「先生がどの案件を獲得したいか?」によって、かなり大きな差がでてきます

ホームページを作るところまでは、コストに大きな差はありません。

ホームページを作った後、SEOやPPCを行う段階で、かなり大きな差が出てくるのです。

例えば、「債務整理」と「相続」を比較して考えてみたいと思います。

広告費の条件は、20万円でどちらも同じとします。

(ここでは、話を簡単にするために、SEOのことは考慮せず、PPC(リスティング広告)だけに話を絞ります)

【債務整理の案件をホームページから獲得しようとした場合】

債務整理関連のPPCのクリック単価(1回クリックされた時の広告費)は、約1000~2000円にもなります。
(ここでは、1クリック2000円とします)

こうなると、20万円の広告費で集められるクリック数は、「20万円÷クリック単価2000円=100クリック」となります。

ホームページの成約率(お問い合わせ率)を仮に1%だとすると、100クリックの内、お問い合わせは1件

20万円の広告費で、やっとお問い合わせ1件、という計算になります。

※債務整理のように、広告費が非常に高い案件を獲得するには、ホームページの成約率をどれだけ高められるか?が鍵になります。

上記では成約率1%としていますが、成約率が2%になれば、単純計算、お問い合わせ数は2倍になります。

成約率3%なら、お問い合わせ数は3倍です。

【相続の案件をホームページから獲得しようとした場合】

相続関連のPPCのクリック単価は、キーワードによっては約300円くらいです。

こうなると、20万円の広告費で集められるクリック数は、「20万円÷クリック単価300円=約666クリック」となります。

債務整理に比べて、相続は広告費が約6分の1になったおかげで、同じ広告費で約6倍以上のアクセスを集めることができます。

ホームページの成約率(お問い合わせ率)を仮に1%だとすると、666クリックの内、お問い合わせは約6~7件

20万円の広告費で、お問い合わせ6~7件ということになります。

このうち半分の3件でも制約できれば、20万円の広告費はあっという間にペイできます

まとめ

以上のように、先生が獲得したい案件によって、集客効果はかなり大きく変わってきます。

ホームページの集客効果を検討するには、まずは必ず「どの案件を獲得したいか?」を決めてからスタートする必要がある、ということが分かりますね。

そのため弊社では、HP制作前に、「どんな案件を獲得したいのか?」を確認しながら進めていくようにしています。

※ここではPPC(リスティング広告)で比較していましたが、そもそもの検索数やライバルの状況なども考慮する必要があります。

参考になれば幸いです。

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