対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
今回は、「HPにお問い合せがこない、本当の理由」についてお話させていただきます。
これを読むことで、「ホームページの改善点を明確にし、お問い合わせを増やせる」ようになります。
今すぐできる方法ですので、ぜひご活用頂ければと思います。
弊社のお客様である、弁護士のA先生の相談にのっていた時のことです。
A先生が、こんなことを言いました。
「うちはライバルがいないんですが、なぜか集客できないんですよ…」
この「ライバルがいない」という言葉を聞いて、私は「本当かな?」と思いました。
A先生が言うには、「弁護士事務所で、このサービスを提供しているところは、ほとんど見たことがない。だからライバルはいない」とのことでした。
さっそく、私が検索してみると、A先生のホームページ以外にも、似たようなサービスを提供しているところがゴロゴロ出てきたのです。
私が「A先生、こんなにライバルいるじゃないですか」と言うと…
A先生は、「そこは行政書士事務所でしょ?うちは法律事務所だから、やってることが違うんです」とおっしゃいました。
(行政書士事務所を批判しているわけでありません。あくまで、なぜA先生が集客できていないのか?の解説です)
この瞬間、私は「集客できていない理由」が分かりました。
A先生は、「自分は法律事務所。行政書士事務所や他の事務所とは、やってることが違う」と思っていました。
しかし、ホームページを見ただけでは、A先生の事務所と、その行政書士事務所の違いが分からないのです。
どちらかと言うと、その行政書士事務所のホームページの方がよくできていて、事務所の特徴も明確に書かれていました。
おそらくお客様は、その行政書士事務所にお問い合わせをするでしょう。
お客様から見て同じように見えたら、法律事務所だろうが、行政書士事務所だろうが、士業以外のコンサルタントだろうが、全員ライバルなのです。
先ほどのA先生はほんの一例ですが、実際、誰がライバルなのか?を見誤ってしまい、他との違いや、事務所の特徴が書かれていないケースは、結構多いのです。
ご自身のホームページをよく見てください。
自分の事務所と、他の事務所の違いは、明確に書かれていますか?
先生の事務所の特徴は、お客様に分かりやすく伝わっていますか?
一番手軽にできるチェック方法は、士業以外の方(ご友人やご家族)に、先生のホームページと、他の事務所のホームページを並べて見比べてもらうことです。
このように聞いてみてください。
(あくまで、デザインうんぬんの話ではなく、書いてある内容を見比べてもらってください)
もしこれで、「違いがよく分からない…」と言われたら、お客様から見ても「違いがよく分からない」のです。
他と何が違うのか?を明記しなければ、お客様は気づいてくれません。
先生の事務所の特徴、他との違いをしっかり書きましょう。