2014年3月18日 | ホームページ制作

お問い合わせを増やす、ウェブサイトの文章作成のコツ

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

今日は、「ウェブサイト(ホームページ)の文章作成のコツ」をお伝えします。

専門知識を書けばいいってものではない

「専門知識をたくさん書けば、お客様も信頼してくれるだろう。お問い合わせも増えるだろう。」

こう考えて、とにかくたくさんの専門知識を、ズラズラと書いているウェブサイトを見かけます。

しかし、専門知識は、ただ書けばいい、というものではないのです。

例えば、次の文章を見てみてください。

私たちは、月次巡回監査を行い、経理を合理化します。
連結決算の有利不利の判定にも力を入れています。

この文章、税理士の先生が読めば、スラスラ読めると思います。

意味も理解できると思いますし、これらを行うことによるメリットも、すぐに理解できると思います。

しかし、お客様には、この文章だけでは何も伝わりません。

お客様の頭のなかは、

  • 「月次巡回監査ってなんだ?」
  • 「経理を合理化すると、結局どんなメリットがあるんだろう?」
  • 「連結決算って何?うちに関係あるの?」

と、ハテナがいっぱいです。

そのうち、わからないことだらけになり、読むのが面倒になって、ウェブサイトから去っていきます。

専門知識を分かりやすく伝えるのが、専門家の仕事

士業の先生は、その道の専門家の方々ばかりです。

専門家の仕事は、「難しい専門知識を、素人(つまり、お客様)に分かりやすく伝えること」です。

難しいことを難しく伝えるのは、誰でもできます。

お客様は、そもそも専門知識に詳しくありません。専門用語も知りません。

そのお客様に、役立つ知識を分かりやすく伝え、「この先生なら信頼できる!お問い合わせしたい!」と思ってもらえなければ、ホームページからのお問い合わせは増えません。

ちなみに、ウェブサイトに書く文章は、「中学1年生でも理解できるくらいの分かりやすさ」を心がけましょう。

お客様は、普段から士業の業界に接しているわけではないので、ほとんど知識がないのです。

先生にとっては「知ってて当たり前」のことでも、お客様にはチンプンカンプンです。

お客様が理解できるのは、だいたい中学1年生レベルの文章なのです。

なお、ウェブサイトの文章の詳しい書き方は、以下をご参照ください。

>> 士業のHPの文章作成術:3つのポイント

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