2013年4月9日 | ウェブマーケティング

「このサービスを依頼すると集客できますか?」の答え

弊社へのお問い合わせの中で、「~(サービス名)~を依頼すると、集客できますか?」というご質問をよくいただきます。

弊社のサービスに限らず、先生も「どのサービスを依頼すれば集客できるのか?」というのは、非常に気になる点だと思います。

そもそも「集客できる」とは?

この「集客できるホームページ」というのは、少し規準が曖昧なので、ここでは要素を「成約率」と「アクセス」の2つに細分化して考えてみたいと思います。

※先生それぞれで、最適なサービスは異なります

最初にお伝えしておきますと、先生によって、最適な(必要な)サービスは異なってきます
(「これを依頼すれば必ず集客できます」という万人向けのサービスは、ないのです。)

理由は、先生それぞれがお持ちのネット集客スキルが異なるから、です。

ものすごく単純化すると、ネット集客は「先生の実力」+「業者の実力」で、成功するか否か?が決まります。

先生がお持ちのネット集客スキルのうち、足りない部分を業者のサービスに補ってもらう、という考え方が必要になります。

ホームページの集客力は、「成約率×アクセス」

ホームページの集客力は、次の式で決まってきます。

「HPの集客力」=
「HPの成約率(お問い合わせ率)」×「アクセス数(SEO、PPC、SNS対策等)」

これらが満たされれば、集客力は高くなります。

注意していただきたいのは、掛け算であるという点です。

ホームページだけでも、アクセスアップ(SEO、PPC、SNS対策など)だけでも、不十分なのです。

両方ができて初めて、集客効果を発揮できるようになります。

「HPの成約率(お問い合わせ率)」をアップさせるには?

「HPの成約率(お問い合わせ率)」をアップさせるには、ホームページそのものの作り方がポイントになります。

いろいろなポイントがありますが、主に以下のような要素に注目することをおすすめします。

  • (1)キーワード選定
  • (2)ライバルチェック
  • (3)ライティング(文章作成)
  • (4)デザイン

(1)キーワード選定

まず、「どのキーワードを狙うか?」を決める必要があります。

士業のホームページのキーワードとしては、例えば

  • 地名キーワード:例:「税理士 新宿」など
  • サービス名キーワード:例:「会社設立 代行」など

こういったものが考えられます。

(2)ライバルチェック

キーワードが決まったら、次はライバルの調査(ライバルチェック)を行います。

ライバルそれぞれのホームページの構成、サービス内容、値段などをチェックしていきます。

もしここで、ライバルが強敵揃いで勝ち目がなさそうであれば、キーワードを選び直します。

勝てる見込みがあれば、次に進みます。

ライバルチェックについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>> 「近くの士業事務所のHPがライバル」とは限らない

(3)ライティング(文章作成)

ホームページの成約率(お問い合わせ率)を左右する最も重要な要素が、この「ライティング(文章作成)」です。

ホームページには「自分が言いたいことではなく、お客様が聞きたいこと」を書く必要があるのです。

詳しくは、下記のページでも解説しておりますので、ご参照いただければ幸いです。

>> 【4STEP & 7つの要素】で成功する、士業ホームページの作り方
>> 注意!ホームページの反応率を下げてしまう3つのコンテンツ
>> 新規顧客を逃す「この一言」と今すぐできる対策
>> ホームページで「やってはいけない」7つの事柄

(4)デザイン

ホームページのデザインは、「綺麗にすればいい」というものではありません

世の中には、デザインが綺麗でも、集客できないホームページが山ほどあります。

お店に例えて言えば、綺麗なお店だからといって必ず繁盛しているか?というと、残念ながらそうではないですよね。それと同じイメージです。

集客するには、お客様にとって「分かりやすいデザイン」にするなど、デザインにもポイントがあります。

詳しくは、下記の記事でもご紹介しております。

>> デザインが綺麗なHPが集客できない理由と、改善のための5ステップ

「アクセス数(SEO、PPC、SNS対策など)」をアップさせるには?

「アクセス数」をアップさせるには、SEO、PPC、SNS対策といった、アクセスアップに取り組む必要があります。

アクセスアップのポイントも複数ありますが、主に次のようなことが重要になります。

  • (1)知識
  • (2)実践
  • (3)PDCA

(1)知識

まず、SEO、PPC、SNS対策などについての知識が必要になります。

  • その対策のメリットは何か?
  • デメリットは何か?
  • それぞれの重要な要素は何か?

アクセスアップの各種テクニックは、年々いろいろなものが発表されますので、それらを常にチェックし、知識を磨いて、どの方法が最適なのか?を常に考察していく必要があります。

(2)実践

知識だけでは結果は得られませんので、それを実践する必要があります。

実践するには、

  • 時間
  • 労力

こういったものが必須になります。

(3)PDCA

アクセスアップは、実践した次の日には大成功する、というものではありません。

徐々に改善を行なっていって、効果を高めていくプロセスが重要になります。

  • P:Plan(プラン):仮設をもとに計画を立て、
  • D:Do(ドゥー):それを実践し、
  • C:Check(チェック):結果を精査して、
  • A:Action(アクション):次の実践に活かしていく。

このPDCAサイクルを行い、改善をし続けていくことが重要になります。

いったん、まとめ

上記をまとめますと、ホームページの集客力を高めるには、次の要素が重要、ということになります。

「HPの集客力」=
「HPの成約率(お問い合わせ率)」×「アクセス数(SEO、PPC、SNS対策等)」

「HPの成約率(お問い合わせ率)」の構成要素

  • (1)キーワード選定
  • (2)ライバルチェック
  • (3)ライティング(文章作成)
  • (4)デザイン

「アクセス数(SEO、PPC、SNS対策など)」の構成要素

  • (1)知識
  • (2)実践
  • (3)PDCA

これらをすべて満たして初めて、ホームページの集客で成功できるようになります。

どこを業者に任せて、どこを自分でやるのか?

もし先生が、上記をすべて自分でこなせるのであれば、HP制作業者に依頼する必要はありません。

ご自身でできない部分があるのであれば、そこは業者に依頼する方が成果は上がりやすくなります

なお、業者に依頼する際には、「その業者がどれくらい士業のネット集客に熟練しているのか?」が非常に重要なポイントになります。

下記の記事で「HP制作業者の実力の見抜き方」をご紹介しておりますので、ご参照ください。

>> ホームページ制作会社の実力を正しく見抜く7つのチェックポイント
>> 「SEOの罠」と「SEO業者の選び方:3つのポイント」

「このサービスを依頼すると集客できますか?」の結論

結論としては、「~(サービス名)~を依頼すると、集客できますか?」の回答は、以下のようになります。

どのサービスを依頼するのがベストかは、先生によって異なってきます。

なぜかと言うと、「先生ご自身がお持ちのネット集客スキル」+「業者のネット集客スキル」で、最終的なネット集客の良し悪しが決まってくるためです。

ネット集客で成功するには、「先生ご自身がお持ちのネット集客スキル」+「業者のネット集客スキル」の総和を可能な限り高める必要があります。

そのためには、先生ご自身が苦手な部分を業者に任せることをお勧めします。(例えば、「SEOは自分でできるが、ライティング(文章作成)は苦手なので、そこは業者に依頼する、など」)

(業者を選ぶ際には、先ほどご紹介した「HP制作会社の選び方」や「ホームページの価格(料金)の相場」をぜひご参照ください。)

先生ご自身がお持ちのネット集客スキルを考慮して、それを補うサービスを提供してくれる業者に依頼することで、成功できる確率は高まります。

参考になれば幸いです。

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