2014年1月9日 | ホームページ制作

ホームページの文章のコツ「お客様を焦らせる(?)」

ホームページの集客力をアップさせるには、「文章の書き方(ライティング)」が非常に重要なポイントになります。

その中でも今回は、「お客様を焦らせる」という方法についてお話したいと思います。

なぜお客様は、お問い合わせをしないのか?

先生のホームページを見ても、多くの場合、お客様はすぐにはお問い合わせをしてくれません。

理由は様々ありますが、理由の一つとして「緊急ではないから」というものが挙げられます。

多くの場合、お客様はそこまで急いでいる(焦っている)訳ではないので、お問い合わせをする動機がないのです。

だからこそ、お客様に(良い意味で)焦ってもらうことが大切になります。

依頼しない(相談しない)ことによる、デメリットを教えてあげる

お客様を(良い意味で)焦らせる方法として、「何もしないことによるデメリットを教えてあげる」というものがあります。

「今のままだと、将来、こんなデメリットが起きてしまいますよ」ということを、お客様に教えてあげるのです。

例えば、税理士事務所で、税務顧問の案件を獲得したいのであれば、

  • 税理士にお願いしないと、どんな損をする可能性があるのか?
  • 節税が正しくできないと、どれくらいの金額を損する可能性があるのか?
  • 税務調査に適切に対応できないと、どんなデメリットがあるのか?

など、お客様にとってデメリットになってしまうことは多々あると思います。

他にも、例えば社会保険労務士事務所で、就業規則作成の案件を獲得したいのであれば、

  • 就業規則がないと、将来どんなリスクが起こりうるのか?
  • 就業規則がないことで、いくらくらいの損をしてしまった例があるのか?

など、これらもお客様にとっては大きなデメリットです。

(数字を入れたり、実例を紹介できれば実例も入れると、より効果的になります。)

これらのデメリットは、士業の先生であれば、どれも容易に想像がつくものばかりだと思います。

しかし、お客様は、「自分がこのまま何もしないと、どんなデメリットが起こりうるのか?」が全く分からないので、動き出せないのです。

先生が、これらのデメリットを伝えてあげることができれば、お客様は(良い意味で)急いで先生に問い合わせをし、デメリットを回避することができます。

結果的に、お客様は将来起こりうるリスクを回避できるので、お互いWin-Winです。

まとめ

「お客様を(良い意味で)焦らせる」というのは、「お問い合わせをする動機を作ってあげる(教えてあげる)」とも言い換えられます。

これは、ホームページの文章を書く上で、非常に有効な方法です。

人間は、動機がないと動き出さないものです。
(例えば、健康診断で身体に異常が見つかるまでは健康に気を使わない人が多いと思いますが、それと同じです。)

実際、このままだと、お客様は大きなデメリットを被ってしまうかもしれないわけです。

先生が”両来起こりうるデメリット・リスク”を教えてあげることで、お客様は救われます

先生のホームページにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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