2013年5月7日 | 士業マーケティング

営業効率をアップさせる、士業の数値管理術

ネット集客もそうですが、何事においても【数値管理】は非常に重要なものです。

数値管理できるものは、改善することができます。

逆に、数値管理できないもの(数値管理していない場合)は、改善が難しいものです。

ここでは、数値管理の重要性と方法について解説させていただきます。

ネット集客の数値管理=アクセス解析

先生は、ホームページのアクセス解析をしていますか?

※アクセス解析とは?
ホームページのアクセス数や、ユーザーの滞在時間などを調べ、改善に活かすこと。
グーグルアナリティクスが無料かつ使いやすいのでお勧めです。

アクセス解析がされていないホームページは、集客効率を改善するのが非常に難しくなります

そもそもアクセスが少ないのか?アクセスの質が悪いのか?HPの内容が悪いのか?
こういったことはすべて、アクセス解析を行わないと分かりません。

原因が分からなければ、それに対する改善策も出てきませんよね。

まだアクセス解析ツールを設置していなければ、まずはグーグルアナリティクスを設置してみることをお勧めします。

弊社の場合

弊社(株式会社ミリオンバリュー)も、数値管理を日常的に行なっています。

例えば、

  • 月間のPPC広告費はいくらだったのか?
  • CPAはいくらだったのか?(CPA:お問い合わせ1件を得るのにかかった広告費。お問い合わせ獲得単価)
  • メールマガジンの登録率は何%か?

など、こういった数値を定期的に確認しています。

こうすることで、「広告の費用対効果を上げるには、どうすればいいか?」「メルマガの登録率を上げるにはどうすればいいか?」などの改善策を考えやすくなります。

もしこれが、全く数値管理されていなかったとしたら、すべて手探りで作業しなければならず、非効率的になってしまうでしょう。

リアル集客でも、数値管理は必須

ネット以外でも、数値管理は必須です。

例えば、チラシのポスティングやDMでも、数値管理をしなければ、次回の改善につなげることが難しくなります。

  • 何月何日何曜日にチラシを出したのか?
  • 何枚配ったのか?
  • どの地域に配ったのか?
  • 反応は何件あったのか?
  • チラシ配布にかかった費用はいくらか?

上記のような内容はすべて、数値で管理できます。

毎回これらを記録しておけば、「なぜあの時は上手くいったのか?上手くいかなかったのか?」が分かるようになってきます。

他にも、

  • どんな内容のチラシを出したのか?
  • カラーだったのか?白黒だったのか?
  • 片面印刷か?両面印刷か?
  • 色は何色だったのか?

など、記録できることはたくさんあります。

毎回の記録を元に、改善を繰り返していくことで、反応率をアップさせ、効率のよい集客が可能になります

数値管理できないものに応用するには?

逆に考えると、「数値管理できないもの(していない場合)は、改善できない(改善が難しい)」ということになります。

例えば、【顧客目線で頑張りましょう!】というのは、聞こえは良いのですが、これだけだと数値での管理はできません。

他にも【ブランディング】というのも、最近よく耳にしますが、フワッとしていて数値での管理は難しくなります。

このような「数値管理できないもの」は、上手くいったかどうかの基準が曖昧なので、改善していくのが困難です。

こういった場合には、数値管理できるように基準を設けるようにしましょう。

例えば、先ほどの【顧客目線で頑張りましょう!】を【既存客への電話フォローを1日3件しましょう】に変えてみたらどうでしょうか?

こうすれば、数値に置き換えて考えられるので、改善が可能になります。

1日3件で成果が見られたのであれば、「次は6件にしてみたらどうだろう?」のように、次の改善策が出てきます。

このように、数値管理できる基準を設定することで、営業効率を上げていくことができるようになります。

まとめ

ホームページは、アクセス解析を設置するだけで数値管理できるので、非常に便利です。

チラシやDM、電話フォローなどの管理は、エクセルなどを使えば比較的やりやすくなるでしょう。

現状の数値を把握することで、「これを倍にするにはどうすればいいか?」などの対策も考えやすくなります

先生もぜひ、事務所内の数値管理を徹底してみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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