2014年1月21日 | 士業マーケティング

士業のキャッチコピー:お客様をハートキャッチ!する2つのポイント

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

ホームページでは、【キャッチコピー】が非常に重要なポイントになります。

多くの場合、キャッチコピーは、ホームページを開いた瞬間の範囲(ファーストビュー)に掲載されます。

このキャッチコピーをお客様が見た時に

  • この事務所は、私が探していたところだ!
  • この事務所は、私が探していたところじゃないな…

のどちらのように感じるか?で、その後のお問い合せ率も全く変わってきてしまうのです。

やってはいけないキャッチコピーとは?

私は仕事柄、多くの士業の先生のホームページを拝見させて頂いておりますが、その中で「これだけは気をつけて頂きたい」というものがあります。

それは「理念型キャッチコピー」、そして「曖昧型キャッチコピー」です。

理念型というのは、例えば、

  • 私たちは、最高の税務サービスを提供します。
  • お客様の笑顔が、私の喜びです。
  • あなたの最高のパートナーでありたい。

のような、理念を大々的に打ち出しているものを指します。

また、曖昧型というのは、例えば、

  • 経験豊富!
  • 実績多数!
  • 独自のノウハウによって~

のような、内容が曖昧になってしまっているものを指します。

では、なぜこれらのキャッチコピーは、お客様の心に響かないのでしょうか?

検索してきたお客様の気持ちを無視したキャッチコピーは×

それは、「検索してきたお客様の気持ちを無視してしまっているから」です。

例えば例を挙げると、「税理士 新宿」で検索しているお客様は、

  • 新宿に、いい税理士の先生はいないかな?
  • 安心して任せられる先生がいいな

と考えています。

このような気持ちでいるお客様が最初に見たキャッチコピーが「あなたの最高のパートナーでありたい。」だったとしたら?

お客様は、

  • この事務所は、新宿にあるんだろうか?もっと遠いところにあるんだろうか?
  • 実績はあるのかな?
  • そもそも、どの士業の事務所?税理士?弁護士?

など、キャッチコピーを見ただけでは分からないことだらけです。

あるデータによると、お客様は、ホームページを3秒(場合によっては1秒)見ただけで、そのホームページが自分にとって必要か否か?を判断していると言われています。

つまりお客様は、わざわざホームページを全部、くまなく読んでくれるわけではないのです。

なので、少なくとも3秒以内に「このホームページは、私が探していたところだ!」と感じてもらわなければいけないのです。

良いキャッチコピーは、”シンプルかつ具体的”

つまり、良いキャッチコピーは、”シンプルかつ具体的”なのです。

これを考慮すると、この場合のベターなキャッチコピーとしては、

  • 新宿で税理士をお探しなら、私たちにご相談ください。
  • 経験年数22年、実績100社以上

のようなものです。

このキャッチコピーであれば、「税理士 新宿」で検索してきたお客様は、

  • この税理士の先生は、新宿にいるんだな。私が探している地域だな。
  • お、実績もあって経験も長いから、信頼できそうだ。

と感じてくれて、「それだったら、ちょっとホームページを読んでみようかな」となるわけです。

まとめ

キャッチコピーの役割は、【お客様の興味を引き、ハートを”キャッチ”すること】です。

理念や曖昧な表現では、キャッチできないのですね。

シンプルに、より具体的に伝えることで、お客様が「この事務所なら」と感じてくれます。

ぜひ、このポイントをおさえたキャッチコピーを考えてみてくださいね。

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