対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
ホームページでは、【キャッチコピー】が非常に重要なポイントになります。
多くの場合、キャッチコピーは、ホームページを開いた瞬間の範囲(ファーストビュー)に掲載されます。
このキャッチコピーをお客様が見た時に
のどちらのように感じるか?で、その後のお問い合せ率も全く変わってきてしまうのです。
私は仕事柄、多くの士業の先生のホームページを拝見させて頂いておりますが、その中で「これだけは気をつけて頂きたい」というものがあります。
それは「理念型キャッチコピー」、そして「曖昧型キャッチコピー」です。
理念型というのは、例えば、
のような、理念を大々的に打ち出しているものを指します。
また、曖昧型というのは、例えば、
のような、内容が曖昧になってしまっているものを指します。
では、なぜこれらのキャッチコピーは、お客様の心に響かないのでしょうか?
それは、「検索してきたお客様の気持ちを無視してしまっているから」です。
例えば例を挙げると、「税理士 新宿」で検索しているお客様は、
と考えています。
このような気持ちでいるお客様が最初に見たキャッチコピーが「あなたの最高のパートナーでありたい。」だったとしたら?
お客様は、
など、キャッチコピーを見ただけでは分からないことだらけです。
あるデータによると、お客様は、ホームページを3秒(場合によっては1秒)見ただけで、そのホームページが自分にとって必要か否か?を判断していると言われています。
つまりお客様は、わざわざホームページを全部、くまなく読んでくれるわけではないのです。
なので、少なくとも3秒以内に「このホームページは、私が探していたところだ!」と感じてもらわなければいけないのです。
つまり、良いキャッチコピーは、”シンプルかつ具体的”なのです。
これを考慮すると、この場合のベターなキャッチコピーとしては、
のようなものです。
このキャッチコピーであれば、「税理士 新宿」で検索してきたお客様は、
と感じてくれて、「それだったら、ちょっとホームページを読んでみようかな」となるわけです。
キャッチコピーの役割は、【お客様の興味を引き、ハートを”キャッチ”すること】です。
理念や曖昧な表現では、キャッチできないのですね。
シンプルに、より具体的に伝えることで、お客様が「この事務所なら」と感じてくれます。
ぜひ、このポイントをおさえたキャッチコピーを考えてみてくださいね。