対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
「HPから全くお問い合わせがないです…」
こういったお悩みを抱えている先生も、少なくないかと思います。
まれに「お問い合わせがない = 士業はホームページでは集客できない」のように考えてしまう方がいらっしゃいますが、決してそうではありません。
改善を行うことで、早ければ翌日、翌週にもお問い合わせが来るようになることもあります。
今回は、「HPの問い合わせを増やすために真っ先に確認すべきこと」をご紹介させていただきます。
ホームページからのお問い合わせを増やすためには、アクセス解析は必要不可欠です。
アクセス解析ツールの中でも、グーグルアナリティクスは無料で使えて、使い勝手も良いのでお勧めです。
その中でも、特にチェックすべきなのは以下の5つです。
まず、アクセス数は必ずチェックしましょう。
アクセス数が0だったら、お問い合わせが来ないのは当たり前です。
少なくとも、月間200アクセスに満たない場合には、まずはアクセスアップに取り組むことをお勧めいたします。
SEOやPPCを行い、アクセス数を増やしましょう。
直帰率というのは、簡単に言うと「HPを1ページだけ見て帰ってしまった人の割合」です。
HPにあまり興味を持ってくれなかった人の割合、とも言えます。
直帰率が高いということは、多くのお客様が素通りしてしまっている、というイメージになります。
それではせっかくのアクセスが無駄になってしまいますので、いかに直帰率を下げるか?ということが重要になってきます。
目安としては、50%以下を目指しましょう。
70%以上だと危険信号です。
直帰率を下げるには、「ホームページの文章の改善」が効果的です。
詳しくは、下記の記事でご紹介しておりますので、ご確認下さい。
>> 「これからはパパも一緒?」CMから学ぶ、WEBライティングのコツ(動画あり)
>> ベネフィットライティングのススメ
滞在時間は、HPをどれくらいの時間見てくれたのか?の平均値です。
1分未満なら危険信号、2分以上なら合格ラインと言えます。
滞在時間が短い場合には、「HPが見づらい」「導線が悪い」などが考えられます。
文字だけでなく、適度に画像を配置して見やすくしたり、他のページヘのリンクを目立たせることで改善することができます。
アナリティクスにログインし、「集客⇒キーワード⇒オーガニック検索」で見ることができます。
「お客様がどんなキーワードで検索してHPに辿り着いたのか?」をチェックすることができます。
この時、自分が狙っているキーワードでのアクセスがちゃんと来ているか?をチェックしましょう。
狙ったキーワードでのアクセスが少なければ、SEOやPPCでアクセスアップを行いましょう。
アナリティクスにログインし、「行動⇒サイトコンテンツ⇒すべてのページ」で見ることができます。
そもそもお問い合わせページ(お問い合わせフォームがあるページ)にアクセスがなければ、お問い合わせが来ないのは当たり前です。
一般的に、総アクセス数の5%前後がお問い合わせページに辿り着くと言われています。
(つまり、1000アクセスあったとしたら、そのうちの約50アクセスはお問い合わせページまで辿り着く、ということになります)
お問い合わせページのアクセス数が少ない場合には、そのページヘのリンクが目立っていないことが考えられます。
お問い合わせページヘのリンクを多めに置いたり、ボタンを大きくしたり、色を目立たせたりすることで改善できます。
「HPからお問い合わせがない…」という悩みの原因は、上記のようにたくさんあります。
そのため、それぞれのホームページによって、改善すべき点も異なってきます。
まずはグーグルアナリティクスをチェックし、自分のHPのどこに課題があるのか?を見つけてみてくださいね。