リスティング広告の効果的な使い方として、ここでは2つご紹介させていただきます。
一つ目は、「多くのキーワードを狙う」という使い方です。
リスティング広告とよく対比されるのがSEO(検索エンジン最適化)ですが、SEOは多くのキーワードを同時に対策するのが難しいのです。
リスティング広告は、設定次第で、数多くのキーワードを狙うことができるようになります。
例えば、税理士のWEB戦略を考えた場合、「税理士 新宿」というキーワードでSEO対策をし、かつ
のような、別のキーワードをリスティング広告で狙う、という使い方ができます。
多くのキーワードを取りこぼしのないように対策できるので、費用対効果も高まりやすくなります。
二つ目は、「SEOの前に出して効果を見る」という使い方です。
SEOは、上位表示されるまでに時間がかかります。
※場合によっては、一年以上頑張っても、上位表示されない場合もあります。
上位表示されるまでに時間がかかるということは、効果がわかるまでに時間がかかる、ということになります。
もしそれで、「せっかくSEOで上位表示できたのに、そのキーワードではほとんどお問い合わせがなかった…」となってしまったら、元も子もないですよね。
そこで、まずリスティング広告でそのキーワードで出稿してみて、お問い合わせがあったらSEOを進める、という使い方をお勧めします。
例えば、「税理士 新宿」というキーワードで上位表示を狙っているのであれば、まずはリスティング広告で「税理士 新宿」のキーワードに広告を出してみます。
リスティング広告はSEOより早く表示されるので、その時からすぐにアクセスが集まり始めます。
すると、そのキーワード(今回の場合は「税理士 新宿」)で上位表示した時に、お問い合わせがくるのかどうか?が分かりますよね。
お問い合わせがくるのであれば、SEO対策を進めてもOK、ということになります。
逆にお問い合わせがこないのであれば、ホームページの改善が必要か、もしくはキーワードの見直しが必要か、のように、改善策も分かるようになります。
いずれにしても、当てずっぽうでSEOを始めるよりも費用対効果が高まりやすくなります。
リスティング広告は、お金がかかるという点で、躊躇される先生もいらっしゃると思います。
しかし上記のように、上手に使えば、先生のお金と時間を守る、強い味方になってくれるのです。
リスティング広告の効果的な使い方を、実践していただければ幸いです。