2013年2月6日 | ウェブマーケティング

検索エンジンからの新規開拓を成功させる3つのポイント

ホームページを使って新規開拓をするには、「検索してくるお客様を集客すること」が重要になります。

「検索している=需要を感じている」ので、成約率(お問い合わせ率)も高くなりやすいからです。

(「検索してくるお客様を集客すること」を「検索エンジンマーケティング」と呼びます。)

今日は、検索エンジンからの新規開拓を成功させる3つのポイントをまとめてみます。

  • (1)狙うべき「キーワード」を決める
  • (2)「タイトル」で差別化する
  • (3)「ファーストビュー」で惹きつける

(1)狙うべき「キーワード」を決める

まずはじめに、「お客様がどんな言葉(キーワード)で検索しているのか?」が重要になります。

狙うべきキーワードを決定する上で重要なのは、以下の3つです。

  • 1.検索数:「検索数=お客様の数」と同義です。
  • 2.ライバル状況:キーワードごとに検索結果が異なるため、ライバル状況も異なります。
  • 3.購買意欲:「購買意欲」が高めのキーワードを選んだほうが、成約率(お問い合わせ率)が高くなります。

キーワードのポイントについては、詳しくは下記のページでまとめておりますのでご覧ください。

>> 「良いキーワードの3つの条件」はこちら

(2)「タイトル」で差別化する

お客様がキーワードで検索すると、次に見るのが検索結果の画面です。

ここでは、「タイトル」が重要なポイントになってきます。

ホームページのタイトルを決める時のポイントは、以下の3つです。

  • 1.キーワードを入れる
  • 2.クリックしたくなるタイトルにする
  • 3.全角32文字以内にする

1.キーワードを入れる

ホームページのタイトルには、必ずキーワードを入れましょう。

理由としては、以下の2つが挙げられます。

  • SEO対策になる:タイトルにキーワードが入っていると、SEOの内部対策上有効になり、上位表示しやすくなります。
  • キーワード部分が太字になるので目立つ:ホームページのタイトルに入っているキーワードは、検索された時に太字になるので、お客様に対する訴求力が上がります。(太字になるだけでも人間の目がそちらに向くので、結構重要です)

2.クリックしたくなるタイトルにする

タイトルは、「お客様がクリックしたくなるタイトル」にする必要があります。

例えば、次のようなタイトルのホームページがあったとしましょう。

  • すずき税理士事務所
  • 弁護士法人たなか法律事務所
  • さとう司法書士事務所
  • やまだ行政書士事務所
  • いもと社会保険労務士事務所

(※各事務所名は適当につけています)

このような、いわゆる「事務所名だけ」のタイトルになっているホームページをよく見かけますが、これだとお客様に対する訴求力が上がりにくくなります。

これが例えば、次のようになっていたらどうでしょうか?

  • すずき税理士事務所「顧問先130社、経験年数32年」
  • 女性のための離婚相談 │ 弁護士法人たなか法律事務所
  • 不動産売買登記、年間300件超え – さとう司法書士事務所
  • 2万円~の相続、遺言サポート!やまだ行政書士事務所
  • 最大700万円の助成金申請代行 ~ いもと社会保険労務士事務所

(※各事務所名は適当につけています)

先ほどのタイトルよりも、クリックしたくなりませんか?

検索エンジンマーケティングでは、SEO(検索エンジン最適化)を行なって上位表示させることも重要です。

しかし、検索順位が

  • 1位:おおばやし税理士事務所
  • 2位:すずき税理士事務所「顧問先130社、経験年数32年」

となっていたら、いくら2位でも1位よりクリックされたりするのです。

「お客様がクリックしたくなるタイトル」を意識しましょう。

3.全角32文字以内にする

ホームページのタイトルは、半角で65文字前後、全角だと32文字前後までは全部表示されます

それ以上の長さになると、末尾が省略されてしまいます。

タイトルの末尾が省略されてしまうと、せっかく考えたタイトルも水の泡になってしまいかねません。

全角32文字以内になるように、長さを調整しましょう。

※もしくは、「お客様がクリックしたくなる」要素を、最初の32文字の中に含めておくようにしましょう。

最後の方に書いても、32文字以上だと省略されてしまいます。

(3)「ファーストビュー」で惹きつける

お客様がキーワードで検索し、検索結果の画面でタイトルを見つけてクリックしてくれる。

ここまでの流れを経て、お客様は先生のホームページにやってきます。

せっかくここまでやってきてくれたお客様にホームページをしっかり見てもらうには、「ファーストビュー」が重要になります。

※ファーストビューとは?

ホームページを開いた時に、最初に見える範囲のこと。

参照:http://www.ark-web.jp/sandbox/design/wiki/2225.html

お客様は、「ホームページを開いて3秒以内に、それ以上読むか、戻るか?を決める」と言われています。

※最近では、1秒以内という研究結果もあるようです。

先生も、検索していろいろなホームページを見ると思いますが、全部のホームページをじっくり見ることはないと思います。

だいたい、「開いて、すぐに戻る」⇒「開いて、すぐに戻る」⇒「開いて…、あ、ちょっと見てみようかな」という具合に、見るか戻るか?を一瞬で判断しているはずです。

お客様もそれと同じですので、ホームページを開いた瞬間に「あ、このホームページ、見てみたい」と思ってもらう必要があります。

お客様を惹きつけるには、ファーストビューに以下の3つを盛り込むことをお勧めします。

  • 1.「分かりやすいキャッチコピー」を入れる
  • 2.「顔写真」を大きく見せる
  • 3.「実績」を見せて安心してもらう

1.「分かりやすいキャッチコピー」を入れる

例えば、「新宿 税理士」で検索してくるお客様は、「新宿で税理士を探している」訳なので、キャッチコピーは「新宿で税理士を探しているなら、私たちにお任せください」のようにするのがベターです。

一目見て、「あ、ここは新宿の税理士事務所だから、私が探しているホームページだ」と分かってくれますよね。

よく、ファーストビューに事務所の理念を掲げているホームページを見かけますが、これは逆効果です。

理念が書いてあっても、お客様には分かりづらいですし、「自分が探しているところじゃない」と思われて「戻るボタン」をクリックされてしまいます。

ファーストビューには、「分かりやすさ」が必要なのです。

2.「顔写真」を大きく見せる

士業の先生は、「人が商品」のサービスです。

そのため、お客様も「先生がどんな人か?」を気にしています。

「人間は、人間の顔に反応する」ので、顔写真を入れておくと、お客様の目に止まります。

写真というのは、先生の雰囲気をダイレクトに伝えてくれるので、とても便利です。

スタッフの皆さんが写っているものも良いでしょう。

3.「実績」を見せて安心してもらう

お客様は、「ここに依頼すると私にはどんなメリットがあるのか?」「ここに依頼して本当に大丈夫か?」のような不安を抱えています。

ですので、例えば

  • 経験年数
  • スタッフの人数
  • 今までの実績

などをファーストビューに入れて、お客様に安心してもらうことが大切になります。

また、「数値的実績(数字が入っている実績)」の方が反応が上がります。

「信頼と実績のたなか税理士事務所」のような数字のない言葉は、お客様にはなかなか響きません

数字はお客様にとって非常に分かりやすい基準なので、お勧めです。

まとめ

  • (1)狙うべき「キーワード」を決める
  • (2)「タイトル」で差別化する
  • (3)「ファーストビュー」で惹きつける

これらのどれか一つが欠けても、検索エンジンからの新規開拓を成功させるのは難しくなります。

先生も、ホームページを作るときには上記3つに気をつけて制作してみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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