2013年3月5日 | SEO対策

士業HPのSEO内部対策:7つのポイント

SEO(検索エンジン最適化)には、「内部要因(内部対策)」「外部要因(外部対策)」の2つの要素があります。

どちらかだけで良いというものではありません。両方をしっかり行わなければ、検索結果で上位を獲得するのは難しくなってきます。

ここでは、内部対策についてポイントを7つに絞ってお伝えさせていただきます。

  • (1)タイトルにキーワードを入れる
  • (2)各ページそれぞれに違うキーワードを狙う
  • (3)グーグルキーワードツールでキーワードを探しあて、各ページに盛り込む
  • (4)アクセス解析で、アクセスの多いキーワードを含むページを作成する
  • (5)特化型ホームページを制作する
  • (6)人間が読んで読みやすい文章にする
  • (7)欲張らない

(1)タイトルにキーワードを入れる

SEO内部対策において、「タイトルにキーワードを入れる」のはとても重要なことです。

これだけでも、上位表示のされやすさに大きな違いが出てきます。

また、直接の内部対策ではありませんが、タイトルそのものを「クリックしたくなる」ように工夫することも重要なポイントです。

例えば、「東京 会社設立」をキーワードとしてタイトルを考えてみると、「東京の会社設立」という非常にシンプルなタイトルでも、とりあえずキーワードは入っています。

しかし、これだけでは、お客様にはクリックしてもらいづらいでしょう。

これがもし、「東京の会社設立 │ 最短3日、手数料0円の~~税理士事務所」だとしたら、どうでしょうか?

  • 「東京の会社設立」
  • 「東京の会社設立 │ 最短3日、手数料0円の~~税理士事務所」

明らかに、後者のほうがクリックしたくなりますよね。

タイトルについては、他の記事でも詳しく解説していますので、ご参照いただければ幸いです。

>> 士業ホームページのタイトル作成の基礎と、実例4パターン

(2)各ページそれぞれに違うキーワードを狙う

ホームページの各ページそれぞれで、違うキーワードを狙うことをお勧めします。

もちろん、(1)でもお話したように、各ページのタイトルに、各ページで狙っているキーワードを入れましょう

例えば、相続案件の獲得を狙って、司法書士のホームページ集客戦略を考えるのであれば、以下のようなイメージです。

※相続に関するホームページを作るとして、各ページのタイトルとキーワードを考えてみます。

狙うキーワード例 ページタイトル例
トップページ 「相続 船橋」 千葉県船橋市の相続相談ステーション
下層ページ 「相続 必要書類」 相続の必要書類とは?
「相続 期限」 相続の期限にご注意ください
「相続 不動産」 不動産を相続する時の3つのポイントとは?

(3)グーグルキーワードツールでキーワードを探しあて、各ページに盛り込む

SEO内部対策に役立つツールの一つとして、グーグルキーワードツールがあります。

このツールは、関連するキーワードや類義語などを一覧で表示し、それぞれの検索回数なども教えてくれる、内部対策を行うには欠かせないツールです。

無料ですので、ぜひ使ってみてください。

自分では思いつかないようなキーワードも見つかりますので、そういったキーワードを各ページに盛り込んでいきましょう。

(4)アクセス解析で、アクセスの多いキーワードを含むページを作成する

すでにホームページをお持ちであれば、アクセス解析をしてみましょう。

アクセス解析ソフトはいろいろありますが、グーグルアナリティクスがお勧めです。

アクセス解析を行うと、「どのキーワードからのアクセスが多いのか?」が分かります。

先ほどの(3)のように、自分が考えもしないようなキーワードで検索するお客様もいます。

ここで見つけたキーワードを元にページを増やすことで、よりアクセスを増やすことができます。

(5)特化型ホームページを制作する

ホームページのテーマを特化する(絞る)のも良い方法です。

例えば、助成金関連の案件を増やしたいのであれば、「~~社会保険労務士事務所」というホームページよりも、「助成金サポートセンター」の方をお勧めします。

検索エンジンは、「テーマが絞られている専門的なホームページ」を上位表示させやすい傾向があります、

同じ理由で、会社設立の案件獲得を狙うなら「~~司法書士事務所」よりも「会社設立代行オフィス」

離婚関連の案件獲得を狙うなら「~~法律事務所」よりも「離婚相談センター」

このようにテーマを特化したほうが、内部対策としても有利になります。

(6)人間が読んで読みやすい文章にする

ポイントと言うよりも「注意点」に近いですが、「人間が読んで読みやすい文章にする」ことを心がけましょう。

「タイトルにキーワードを入れよう」とか、「文章中にキーワードを多めに使おう」と意識し過ぎると、どうしても読みづらい・不自然な文章になりがちです。

SEO内部対策を意識することは確かに大事ですが、お客様が読んで分かりづらい・読みづらい・不自然な文章では、集客効果は半減してしまいます

何事も、「過ぎたるは及ばざるがごとし(直訳すると、やり過ぎは良くない)」です。

SEO内部対策は検索エンジン相手(グーグルやヤフーの中のロボット相手)に行うことですが、実際に文章を読むのはお客様(人間)です。

「人間が読んで読みやすい文章にする」ことは、常に忘れないようにしましょう。

(7)欲張らない

これも「注意点」に近いですが、SEOにおいて「欲張る」のはやめましょう

例えば、社会保険労務士事務所のホームページを例にあげると、「一つのホームページで、助成金も就業規則も給与計算も、全部のキーワードを狙いたい」というのは、現実的に難しいです。

「たくさんのキーワードを狙ったほうがお客様が多くなって、たくさん集客できそう」な気がしますが、実際にはそうではないのです。

欲張り過ぎると、「なんでも屋さん」のような特徴のないホームページになってしまい、集客効果が落ちてしまうのです。

(5)でもお話したように、「このホームページのテーマはこれ」と特化して考えたほうが、結果的に上手くいきます。

まとめ

SEOには細かいテクニックがたくさんありますが、まずは上記の基本のポイントを抑えていきましょう。

また、細かいテクニックも重要ですが、

  • (6)人間が読んで読みやすい文章にする
  • (7)欲張らない

のような「考え方」の部分もとても大切なポイントです。

先生のホームページも、これらを参考に改善していただければ幸いです。

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