2013年2月15日 | ホームページ制作

士業ホームページのタイトル作成の基礎と、実例4パターン

ホームページにおいて、「タイトル」というのはとても重要な要素です。

士業のホームページで、よく「事務所名だけ(たなか税理士事務所、のような)」がタイトルになっているホームページをお見かけしますが、事務所名だけだとお客様への訴求力が落ちてしまいます

タイトルは、検索結果の画面や、ブラウザの上部バー部分に表示されます。

特に重要なのが、「検索結果の画面に出る」ということです。

お客様は、検索結果の画面を見て、「どの事務所のホームページを見ようか?」を選んでいるわけですので、検索結果の画面の段階で他のライバル事務所との勝負が始まっていることになります。

今回は、タイトル部分でライバルと差別化し、「お客様に選んでもらえる(クリックしてもらえる)」タイトルの付け方の基礎と、実例を4パターンご紹介したいと思います。

  • (1)キーワードを入れる
  • (2)クリックしたくなるタイトルにする
  • (3)32文字以内にする
  • (4)4パターンの実例紹介

(1)キーワードを入れる

まず、タイトルにはキーワードを入れましょう。

キーワードを入れることで、以下の2つのメリットが得られます。

  • 1.SEO対策で有利になる
  • 2.キーワード部分が太字になるので目立つ

1.SEO対策で有利になる

SEO対策(検索エンジン最適化)では、「タイトルにキーワードが入っているか?」が重要なポイントになります。

タイトルにキーワードが入っているホームページと、入っていないホームページだと、前者の方がSEO対策上有利になり、上位表示しやすくなります。

2.キーワード部分が太字になるので目立つ

キーワード部分は、検索された時に太字になるので、目立ちます。

太字になるだけでも、お客様の目を引きやすくなり、クリックされやすくなるのでこれも大切なポイントになります。

(2)クリックしたくなるタイトルにする

タイトルには、キーワードを入れるだけではまだ不十分です。

「お客様がクリックしたくなる」ように工夫しなければいけません。

例えば、次のような「事務所名だけ」のタイトルだと、あまり魅力的ではないですよね。

  • さとう税理士事務所
  • すずき司法書士事務所

一方、次のようなタイトルだったら、クリックしたくなりませんか?

  • さとう税理士事務所 │ 月額7000円~の顧問契約
  • 会社設立実績1000件以上「すずき司法書士事務所」

このように、ちょっとした工夫でクリックされやすくなるのです。

詳しくは、この後にパターン別に

  • 1.値段訴求型
  • 2.実績訴求型
  • 3.社会的証明訴求型
  • 4.地名訴求型

としてご紹介させていただきます。

(3)32文字以内にする

検索結果に表示されるタイトルの文字数は、上限が半角で約65文字前後、全角で32文字前後です。

これ以上だと、後ろの部分が省略されてしまいます。

「クリックされやすいタイトル」にしようとして、たくさん詰め込みすぎると、後ろの部分が省略されてしまって中途半端なタイトルになってしまいます。

タイトルは、全角で32文字前後を意識しましょう。

(4)4パターンの実例紹介

最後に、タイトルのパターン別の事例をご紹介したいと思います。

  • 1.値段訴求型
  • 2.実績訴求型
  • 3.社会的証明訴求型
  • 4.地名訴求型

1.値段訴求型

「タイトルに値段(料金)を盛り込み、安さやお得感をアピールする」タイトルです。

税理士の会社設立特化型ホームページや、助成金特化型ホームページなどにも使える方法です。

例えば、次のようなものが考えられます。

  • 会社設立の手数料0円!たなか税理士事務所
  • 月額7980円~の顧問契約「あべ税理士法人」
  • 助成金申請代行サービス ~ 着手金0円のさとう社会保険労務士事務所

2.実績訴求型

「タイトルに実績を入れ、信頼感をアピールする」タイトルです。

例えば、次のようなものが考えられます。

  • 弁護士法人すずき法律事務所 │ 顧問先数130社
  • 会社設立の実績700社突破!さいとう行政書士事務所

3.社会的証明訴求型

「タイトルに社会的証明を入れ、信頼感をアピールする」タイトルです。

例えば、次のようなものが考えられます。

  • やまもと税理士事務所「著書23冊の所長が御社をサポートします」
  • たかはし司法書士事務所:お客様の声20件掲載中

4.地名訴求型

「タイトルに地名を入れ、立地をアピールする」タイトルです。

例えば、次のようなものが考えられます。

  • 東京都中央区銀座のおかもと税理士法人
  • 千葉県船橋市の建設業許可申請なら │ さとう行政書士事務所

まとめ

タイトルは、ホームページの一要素としてとても重要な役割を担っています。

タイトルの訴求力の差で、検索結果を見たお客様に「クリックしてもらえるか否か?」が決まってしまうのです。

ぜひ先生も、上記のポイントを意識して、「お客様に選んでもらえる(クリックしてもらえる)」タイトルをつけてみてください。

参考になれば幸いです。

関連記事

運営情報はこちら

最新の記事一覧

ページ上部に