ホームページを使って新規開拓をするには、「検索してくるお客様を集客すること」が重要になります。
「検索している=需要を感じている」ので、成約率(お問い合わせ率)も高くなりやすいからです。
(「検索してくるお客様を集客すること」を「検索エンジンマーケティング」と呼びます。)
今日は、検索エンジンからの新規開拓を成功させる3つのポイントをまとめてみます。
まずはじめに、「お客様がどんな言葉(キーワード)で検索しているのか?」が重要になります。
狙うべきキーワードを決定する上で重要なのは、以下の3つです。
キーワードのポイントについては、詳しくは下記のページでまとめておりますのでご覧ください。
お客様がキーワードで検索すると、次に見るのが検索結果の画面です。
ここでは、「タイトル」が重要なポイントになってきます。
ホームページのタイトルを決める時のポイントは、以下の3つです。
ホームページのタイトルには、必ずキーワードを入れましょう。
理由としては、以下の2つが挙げられます。
タイトルは、「お客様がクリックしたくなるタイトル」にする必要があります。
例えば、次のようなタイトルのホームページがあったとしましょう。
(※各事務所名は適当につけています)
このような、いわゆる「事務所名だけ」のタイトルになっているホームページをよく見かけますが、これだとお客様に対する訴求力が上がりにくくなります。
これが例えば、次のようになっていたらどうでしょうか?
(※各事務所名は適当につけています)
先ほどのタイトルよりも、クリックしたくなりませんか?
検索エンジンマーケティングでは、SEO(検索エンジン最適化)を行なって上位表示させることも重要です。
しかし、検索順位が
となっていたら、いくら2位でも1位よりクリックされたりするのです。
「お客様がクリックしたくなるタイトル」を意識しましょう。
ホームページのタイトルは、半角で65文字前後、全角だと32文字前後までは全部表示されます。
それ以上の長さになると、末尾が省略されてしまいます。
タイトルの末尾が省略されてしまうと、せっかく考えたタイトルも水の泡になってしまいかねません。
全角32文字以内になるように、長さを調整しましょう。
※もしくは、「お客様がクリックしたくなる」要素を、最初の32文字の中に含めておくようにしましょう。
最後の方に書いても、32文字以上だと省略されてしまいます。
お客様がキーワードで検索し、検索結果の画面でタイトルを見つけてクリックしてくれる。
ここまでの流れを経て、お客様は先生のホームページにやってきます。
せっかくここまでやってきてくれたお客様にホームページをしっかり見てもらうには、「ファーストビュー」が重要になります。
※ファーストビューとは?
ホームページを開いた時に、最初に見える範囲のこと。
参照:http://www.ark-web.jp/sandbox/design/wiki/2225.html
お客様は、「ホームページを開いて3秒以内に、それ以上読むか、戻るか?を決める」と言われています。
※最近では、1秒以内という研究結果もあるようです。
先生も、検索していろいろなホームページを見ると思いますが、全部のホームページをじっくり見ることはないと思います。
だいたい、「開いて、すぐに戻る」⇒「開いて、すぐに戻る」⇒「開いて…、あ、ちょっと見てみようかな」という具合に、見るか戻るか?を一瞬で判断しているはずです。
お客様もそれと同じですので、ホームページを開いた瞬間に「あ、このホームページ、見てみたい」と思ってもらう必要があります。
お客様を惹きつけるには、ファーストビューに以下の3つを盛り込むことをお勧めします。
例えば、「新宿 税理士」で検索してくるお客様は、「新宿で税理士を探している」訳なので、キャッチコピーは「新宿で税理士を探しているなら、私たちにお任せください」のようにするのがベターです。
一目見て、「あ、ここは新宿の税理士事務所だから、私が探しているホームページだ」と分かってくれますよね。
よく、ファーストビューに事務所の理念を掲げているホームページを見かけますが、これは逆効果です。
理念が書いてあっても、お客様には分かりづらいですし、「自分が探しているところじゃない」と思われて「戻るボタン」をクリックされてしまいます。
ファーストビューには、「分かりやすさ」が必要なのです。
士業の先生は、「人が商品」のサービスです。
そのため、お客様も「先生がどんな人か?」を気にしています。
「人間は、人間の顔に反応する」ので、顔写真を入れておくと、お客様の目に止まります。
写真というのは、先生の雰囲気をダイレクトに伝えてくれるので、とても便利です。
スタッフの皆さんが写っているものも良いでしょう。
お客様は、「ここに依頼すると私にはどんなメリットがあるのか?」「ここに依頼して本当に大丈夫か?」のような不安を抱えています。
ですので、例えば
などをファーストビューに入れて、お客様に安心してもらうことが大切になります。
また、「数値的実績(数字が入っている実績)」の方が反応が上がります。
「信頼と実績のたなか税理士事務所」のような数字のない言葉は、お客様にはなかなか響きません
数字はお客様にとって非常に分かりやすい基準なので、お勧めです。
これらのどれか一つが欠けても、検索エンジンからの新規開拓を成功させるのは難しくなります。
先生も、ホームページを作るときには上記3つに気をつけて制作してみてくださいね。
参考になれば幸いです。