2014年6月26日 | 士業マーケティング

士業事務所の売上アップに欠かせない、たった一つのものとは?

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

今日は、【士業事務所の売上アップに欠かせない、たった一つのもの】をご紹介させて頂きます。

士業に関わらず、ビジネスにおいて「いかに売上をアップさせられるか?」は、重要な課題の一つと言えます。

今すぐ実践できる方法ですので、ぜひご活用ください。

明確な売上目標を立てる。ただそれだけ。

私は、士業事務所のコンサルティングをさせていただく際、必ず最初に「明確な売上目標」を立てて頂きます。

例えば、「開業1年後に売上1000万」や「3年後に売上5000万」のようなイメージです。

この【明確な売上目標を立てる】ことこそ、売上アップに欠かせないことなのです。

売上アップできない理由の多くが「目標がないから」

私が今までコンサルティングさせて頂いてきた事例を見ますと、多くの場合、売上アップできないのは、「明確な売上目標がないから」です。

目標地点が決まっていなければ、

  • どんなサービスを提供していけばいいか?
  • 単価はいくらにするか?
  • どんな集客対策をすべきか?
  • 誰と組むべきか?
  • 広告費をどれくらいかければいいか?

などが分からなくなってしまうのです。

※ハワイ旅行に行くとしたら

例えば、ハワイ旅行に行く時に、「とりあえずハワイ方面に進んで、行けるところまで行ければいいんじゃない?」なんて言わないですよね。

ハワイはいくつもの島がありますので、まずは、ハワイのどこ(何島)に行くか?を決めますよね、

そして、それに合わせて予算や出発日程、持ち物、誰と行くか?などを考えますよね。

それと同じで、目標地点が明確に決まっていなければ、今すべき行動すら分からなくなってしまうのです。

売上目標は、昨年の2倍を目指す

ここまでで、明確な売上目標の重要性がお分かり頂けたかと存じます。

では、実際に売上目標を決めていくわけですが、ここでよく「いくらに設定したらいいのか分からない…」という相談を受けます。

実際、「目標」なので、個々人が自由に決めていいのですが、もし考えつかないのであれば、私は【売上目標は、昨年の2倍を目指す】ことをお勧めしています。

(もし、独立開業したばかりで、昨年の売上がない場合には、ざっくり考えた目標の2倍の数字を目標にされることをお勧めします。
例えば、独立初年度は売上600万円を目指す!のであれば、それを倍にして、売上目標1200万円を目指すようにするのです)

ちょっとだけ売上アップすればいいかな?というのは、もったいないです。

例えば、昨年より売上10%増を目指そう、という目標を立てたとします。

実際、昨年より売上10%アップだけなら、セミナーを数回やったり、ネット集客の広告費を増やしたり、紹介が数件増えれば、すぐに達成できてしまいます。

すぐに達成できてしまう目標は、達成できても、あまり達成感がありません。

また、すぐに達成できてしまう目標は、「今やらなくても、来月からやればいいかな」のように、だらけやすいのです。

しかし、これがもし「昨年より売上2倍を目指す」だったら、どうでしょうか?

2倍を目指そうとしたら、根本的にやるべきことを見直す必要が出てきます

徹底的に無駄を排除し、効率化し、収益を上げるための対策を打たなければいけません。

このように、必死になって取り組むからこそ、ブレイクスルーが起き、高い目標にも手が届くようになるのです。

こういった理由から、私は【売上目標は、昨年の2倍を目指す】ことをお勧めしています。

まとめ

いろいろな自己啓発本にも書かれていますが、やはり「明確な目標設定」は、とても重要なものです。

実際、私がコンサルティングしてきた中で、最初から明確な売上目標があった事務所は、ほとんどありませんでした。

しかし、そこから売上目標を設定し、頭に汗をかいて、必死になって行動した結果、大きな売上アップを達成しています。

実際、売上2倍を達成できた事務所も多々あります。

1年後、売上2倍になっているか?現状維持のままか?

これは、ひとえに【今、明確な売上目標を立てるか否か?】にかかっています。

ぜひ、実践してみてくださいね。

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