2012年5月27日 | ウェブマーケティング

キーワードを選ぶ上での注意点

先日、士業の方が狙うべきキーワード、というテーマでお話いたしました。

その中で、以下の2つが士業の方にお勧めのキーワードです、とお伝えしました。

  • 1.「地名 + 職種名」
  • 2.「地名 + サービス名」

例えば、

  • 「新宿 税理士」
  • 「大阪 弁護士」

のような形ですね。

このキーワードを決める際に、よく質問される点が2つありますので、それをご紹介させて頂きます。

例えば、「税理士」だけではダメ?

先ほどの例の一つとして、「新宿 税理士」というキーワードをご紹介しました。

では、「新宿」を入れずに「税理士」だけではダメなのでしょうか?

結論からお伝えしますと、キーワードは広げすぎないことをお薦めします。

理由は、以下の2つです

  • 1.ライバルが増えてしまう
  • 2.検索者の意図が分かりづらい

1.ライバルが増えてしまう

「新宿 税理士」がキーワードなら、主に新宿にある税理士事務所がライバルになります。

一方、「税理士」がキーワードなら、主に全国にある税理士事務所がライバルになってしまいます。

検索される数は増えるのですが、ライバルが増えすぎてしまうのです。

そのため、ある程度、地域名で絞ったほうが効率が良いのです。

2.検索者の意図が分かりづらい

「新宿 税理士」で検索する人の多くは「新宿で税理士を探している」人でしょう。

しかし、「税理士」で検索する人は必ずしも「税理士を探している」人ではない可能性があります。

例えば、税理士の試験に興味がある人も、「税理士」で検索しているかもしれません。

また、税理士になるための教材を探している人も「税理士」で検索している可能性があります。

このように、検索している人の意図や目的が分かりづらく、効率が悪くなってしまう場合があるのです。

このように、キーワードを広げ過ぎると

  • 1.ライバルが増えてしまう
  • 2.検索者の意図が分かりづらい

こういったデメリットがありますので、注意が必要です。

「西新宿 税理士」のように、もっと地域を絞ってはダメ?

他にも、「新宿」ではなく、例えば「西新宿 税理士」のように、もっと地域を絞ってはダメなのでしょうか?

この場合、先ほどとは逆で検索数自体が少なくなりすぎてしまう可能性があります。

新宿は人口も多いのでまだ大丈夫かもしれません。

しかし、都内ではない地方の場合、あまりに絞りすぎると、検索する人自体が少なくなってしまいます。

そうなれば、お客様が減ってしまうので絞りこみすぎるのも問題なのです。

このように、キーワードは「広げずぎす、絞りすぎない」ことが大切になります。

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