対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
今日は、【士業事務所の売上アップに欠かせない、たった一つのもの】をご紹介させて頂きます。
士業に関わらず、ビジネスにおいて「いかに売上をアップさせられるか?」は、重要な課題の一つと言えます。
今すぐ実践できる方法ですので、ぜひご活用ください。
私は、士業事務所のコンサルティングをさせていただく際、必ず最初に「明確な売上目標」を立てて頂きます。
例えば、「開業1年後に売上1000万」や「3年後に売上5000万」のようなイメージです。
この【明確な売上目標を立てる】ことこそ、売上アップに欠かせないことなのです。
私が今までコンサルティングさせて頂いてきた事例を見ますと、多くの場合、売上アップできないのは、「明確な売上目標がないから」です。
目標地点が決まっていなければ、
などが分からなくなってしまうのです。
例えば、ハワイ旅行に行く時に、「とりあえずハワイ方面に進んで、行けるところまで行ければいいんじゃない?」なんて言わないですよね。
ハワイはいくつもの島がありますので、まずは、ハワイのどこ(何島)に行くか?を決めますよね、
そして、それに合わせて予算や出発日程、持ち物、誰と行くか?などを考えますよね。
それと同じで、目標地点が明確に決まっていなければ、今すべき行動すら分からなくなってしまうのです。
ここまでで、明確な売上目標の重要性がお分かり頂けたかと存じます。
では、実際に売上目標を決めていくわけですが、ここでよく「いくらに設定したらいいのか分からない…」という相談を受けます。
実際、「目標」なので、個々人が自由に決めていいのですが、もし考えつかないのであれば、私は【売上目標は、昨年の2倍を目指す】ことをお勧めしています。
(もし、独立開業したばかりで、昨年の売上がない場合には、ざっくり考えた目標の2倍の数字を目標にされることをお勧めします。
例えば、独立初年度は売上600万円を目指す!のであれば、それを倍にして、売上目標1200万円を目指すようにするのです)
ちょっとだけ売上アップすればいいかな?というのは、もったいないです。
例えば、昨年より売上10%増を目指そう、という目標を立てたとします。
実際、昨年より売上10%アップだけなら、セミナーを数回やったり、ネット集客の広告費を増やしたり、紹介が数件増えれば、すぐに達成できてしまいます。
すぐに達成できてしまう目標は、達成できても、あまり達成感がありません。
また、すぐに達成できてしまう目標は、「今やらなくても、来月からやればいいかな」のように、だらけやすいのです。
しかし、これがもし「昨年より売上2倍を目指す」だったら、どうでしょうか?
2倍を目指そうとしたら、根本的にやるべきことを見直す必要が出てきます。
徹底的に無駄を排除し、効率化し、収益を上げるための対策を打たなければいけません。
このように、必死になって取り組むからこそ、ブレイクスルーが起き、高い目標にも手が届くようになるのです。
こういった理由から、私は【売上目標は、昨年の2倍を目指す】ことをお勧めしています。
いろいろな自己啓発本にも書かれていますが、やはり「明確な目標設定」は、とても重要なものです。
実際、私がコンサルティングしてきた中で、最初から明確な売上目標があった事務所は、ほとんどありませんでした。
しかし、そこから売上目標を設定し、頭に汗をかいて、必死になって行動した結果、大きな売上アップを達成しています。
実際、売上2倍を達成できた事務所も多々あります。
1年後、売上2倍になっているか?現状維持のままか?
これは、ひとえに【今、明確な売上目標を立てるか否か?】にかかっています。
ぜひ、実践してみてくださいね。