「何かに特化する」というのは、マーケティング戦略上、とても有効です。
特化することによって、ノウハウや事例を数多く集めることができ、そのジャンルにおいて非常に強い存在になれるからです。
弊社(株式会社ミリオンバリュー)は「士業専門HP制作&ネット集客コンサルティング」のサービスを提供していますが、士業のネット集客のノウハウを蓄積することができるので、特化したことによる恩恵は非常に大きいと感じています。
今回ご紹介する、【業種特化型ホームページ戦略】も、ぜひ実践していただきたいと思います。
業種特化型ホームページとは、言葉通りですが「ある業種に特化したホームページ」のことです。
例えば、税理士のホームページでも、以下のような「歯科専門の税理士HP」は、業種特化型ホームページです。
歯科税理士東京Smile
http://www.tokyo-smile-dental.jp/
特定の業種(上記の場合は、「歯科」)に特化することで、そのジャンルのノウハウがどんどん蓄積されます。
そうなれば、税理士業務だけでなく、歯科の開業支援や経営コンサルティングなど、付随するサービスも提供できるようになります。
これは、他の税理士事務所と比較した時に、明らかな強みになります。
「~~専門」というのは、お客様から見て非常に魅力的に映ります。
例えば歯科のお客様の場合、以下の2つの税理士事務所が目の前にあったら、
後者のほうが明らかに魅力的に映ります。
特化(専門家)して対象を絞ることで、逆にお客様に選んでもらうことができます。
特定のジャンルに専門化すれば、そのジャンルのノウハウをライバルよりも多く蓄積することができます。
そうなれば、例えば
など、様々な付随サービスも提供することができます。
他にも例えば、「介護に特化した税理士」として、上述の経営コンサルティングなども行うとともに、
なども考えられます。
その業界に深く入り込むことによって、お客様にとってなくてはならない存在となり、長期的にお付き合いすることができるようになります。
これはお客様にとってもメリットのあることです。
また、士業の業務以外の部分も提供できるようになれば、付加価値が上がりますので、単価(顧問料)をアップさせることも可能です。
「ニッチ市場のトップになる」というのは、マーケティング戦略上、とても有効です。
※俗に言う、ランチェスター戦略の弱者戦略です。
ニッチ市場は、大手が全力で参入してくるほど旨みがある市場ではありません。
市場規模が小さいと、期待できる売上なども低いためです。
しかし、中小規模の事務所にとっては、十分すぎるほどの売上が期待できるニッチ市場もたくさんあります。
そこでトップになることで、「~~業界といえば~~事務所」と認知してもらうことができ、経営も安定します。
以下に、主な「業種」の一覧を掲載します。
参考にしていただければ幸いです。
(順不同)
もちろん、これは大枠だけの分類です。
もっと細かく絞って、例えば「ケーキ屋に特化した税理士」「IT業界に強い弁護士」「有料老人ホームが得意な社会保険労務士」のような切り口でも良いでしょう。
調べていけば、業種というのはかなりの数があります。
ぜひ検討してみてくださいね。
※業種の更に細かい分類は、こちらのページに掲載されています。
以下に、業種特化型ホームページの実例を2つご紹介させていただきます。
IT・インターネット弁護士.com
http://net-business-bengosi.com/
クリニック専門会計事務所
http://www.clinic-kaikei.com/
いかがでしたでしょうか。
ぜひ先生も、業種特化型の戦略で
これらのメリットを手に入れていただければ幸いです。
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