2013年7月19日 | SEO対策

「SEOチェックツールで100点満点 = 上位表示」ではない

現在、いろいろなSEOチェックツールが使われています。

対象のホームページのURLを入力してチェックすると、そのホームページのSEOレベル(?)が点数で表示されるようなツールもあります。

士業の先生の中にも、使ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、この「SEOチェックツール」について、考えてみたいと思います。

SEOチェックツール通りに対策しても、100点満点ではない

最初に、「SEOチェックツール通りに対策しても、100点満点ではない」ということをご理解いただければと思います。

数多くあるSEOチェックツールは、あくまでSEO対策の一つの目安です。

そのツールで100点満点の結果が出ても、必ず上位表示できるわけではありません。

あるツールでサイトAとサイトBをチェックしてみたら、サイトAの方が点数が高かったのに、検索結果ではサイトBの方が上位表示されている、なんていうことは平気で起こります。

SEOチェックツールで100点満点を取るためにだけにホームページの修正に時間をかける、ようなことは本末転倒なので避けましょう。

※目安として使うのはOK

こういったツールは、目安として使うには良いと思います。

例えば、SEO初心者の方にとって、こういったツールはSEOのポイントを理解する手助けになるでしょう。

では、結局何をすれば良いのか?

いろいろなご意見があるかと思いますが、私は「お客様にとって役立つサイトを作ること = 真のSEO」であると考えています。

検索エンジン(ヤフーやグーグル)だって、「お客様にとって役立つサイトを上位表示させたい」はずです。
(なんの役にも立たないホームページが上位表示されていたら、誰も検索エンジンを使わなくなるからです。)

「細かいテクニックをすべて暗記し、忠実に実践する」よりも、「お客様にとって役立つサイトを作る」ことを考えた方が、はるかに分かりやすいですし、長期的にプラスになります。

参考事例

例えば、SEOのテクニック(?)の一つに、「キーワードは、タイトルの前方にあったほうがいい」というものがあります。

例を挙げると、「税理士 名古屋」で上位表示されたければ、「顧問先100件超え │ 名古屋の~~税理士事務所」よりも、名古屋税理士、~~税理士事務所 │ 顧問先100件超え」の方が上位表示されやすい、というイメージです。

ただこれも、キーワードを前に配置することでお客様にとって分かりづらい、読みづらいタイトルになるのであれば、「お客様に伝わりやすいタイトル」の方を優先すべきと弊社では考えています。

確かにキーワードが前方にあることで、お客様の目に留まりやすくなり、目的のサイトとして認識してもらいやすくなる、というメリットはあるでしょう。

しかし、単純に「キーワードを前方に配置する = 上位表示できる」と考えるのはどうかと思います。

クリックするのはお客様ご自身なのですから、「お客様にとって分かりやすいタイトルをつける」のは、一つの方針として役立つ考え方だと思います。

参考になれば幸いです。

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