2013年3月26日 | ウェブマーケティング

ホームページ制作会社の実力を正しく見抜く7つのチェックポイント

ホームページを作る時に、「どのホームページ制作会社(ウェブデザイン会社)に依頼するか?」迷われている先生もいらっしゃると思います。

当然ですが、「どこに頼んでも同じようなHPになる」訳ではありません。

先生に合わない業者を選んでしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまうことにもなりかねません。

そこで今日は、「ホームページ制作会社の実力を正しく見抜く7つのチェックポイント」をご紹介させていただきます。

  • (1)ウェブマーケティングの話ができるか?
  • (2)ネット集客の本質をとらえているか?
  • (3)士業の業界に合わせた提案をしてくれるか?
  • (4)先生の目的に合わせた方法(ツール)を提案してくれるか?
  • (5)言いなり業者ではなく、キチンとした戦略を持っているか?
  • (6)HP制作だけでなく、集客も一括して任せられるか?
  • (7)ウェブライティング(文章作成)のノウハウがあるか?

(1)ウェブマーケティングの話ができるか?

ホームページからの集客を成功させるには、「ウェブマーケティング」のノウハウが必須になります。

ウェブマーケティングというのは、簡単に言うと例えば、

  • どんなキーワードを狙っていくか?
  • ライバルはどんな対策を行なっているか?

など、こういったことを調査・分析し、実際に集客できるようにプランを組み立て、それを形にすることを指します。

これらを全く考慮せず、「どんなデザインがお好みですか?」のようにデザインしか提案がないような業者は、ネット集客を成功させたい先生には不向きです。

逆に、「キーワード」や「ライバル(競合)の状況」なども加味して話をしてくれるHP制作会社は、信頼できると言えるでしょう。

(2)ネット集客の本質をとらえているか?

よく、

  • 検索順位が劇的にアップします!
  • フェイスブックページのいいね!を増やします!
  • ツイッターのフォロワー増加サービスやってます!
  • ユーチューブの動画の再生回数を1万回以上にします!

のような売り文句を掲げている広告を見かけます。

確かに、「検索順位」や「いいね!の数」「ツイッターのフォロワー」「ユーチューブの再生回数」も大切な要素の一つです。

しかし、これらの要素はどれもひとつの手段であって、これら自体をアップさせて終わり、では意味がありません。

例えば世の中には、検索順位が1位なのにぜんぜんお問い合わせがない、というホームページも山ほどあります

「検索上位=売上上位」ではないのです。

※下記も参考になると思います。
>> SEOの検索順位ごとのクリック率:1位とそれ以外の差とは?
>> 「SEOの罠」と「SEO業者の選び方:3つのポイント」

ホームページの集客力は、【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】×【アクセスアップ(SEO、PPC、SNS対策など)】で決まります。

(掛け算なので、いくらアクセスアップを頑張っても、成約率が0なら、結果は0になってしまいます。逆もまたしかりです。)

「お問い合わせを増やす」という考え方をしっかり持ち、提案してくれる業者を選ぶことをお勧めします。

(3)士業の業界に合わせた提案をしてくれるか?

「ネット集客」と一言で言っても、業界ごとに成功法則は微妙に違ってきます。

士業の業界には士業の業界の、例えば飲食業界には飲食業界の、それぞれのネット集客の成功法則があります。

余談ですが、例えば飲食店の場合、個々のホームページの強さよりも、食べログやぐるなび攻略の方が鍵になってきます。

士業の場合は、「どれだけ成約率の高いホームページを作り、そこに質の高いアクセスを集められるか?」が鍵になります。
(そのためには、例えばサービス特化型HPなど、それに合わせた戦略が必要になります)

士業の業界に合わせた戦略を提案してくれるかどうか?もチェックしましょう。

(4)先生の目的に合わせた方法(ツール)を提案してくれるか?

先生が何をしたいのか?によっても、取り組むべき方法(ツール)は違ってきます

例えば税理士の先生の場合、「顧問先を増やしたい」時と「セミナーに集客したい」時では、戦略が異なります。

顧問先を増やしたい場合には「ホームページ+SEO、PPC」、セミナー集客なら「ランディングページ+フェイスブック広告」など、それに合わせた戦略を組み立てなければ、成功するのは難しくなります。

このように、「先生が達成したい目的」に合わせて提案してくれる業者かどうか?も重要なポイントになります。

(5)言いなり業者ではなく、キチンとした戦略を持っているか?

例えば、「行政書士事務所のホームページを作ってください」と言って、「はい、分かりました」と何も提案のない業者(ホームページ作成会社)は要注意です。

誤解を恐れずに言うならば、「提案がない=戦略がない」のと同義です。

一言で「ホームページを作る」と言っても、

  • ただ綺麗に作るだけでいいのか?
  • 集客を考えているなら、どの案件を増やしたいのか?(例えば行政書士なら、営業許可案件なのか?帰化申請なのか?相続なのか?など)
  • 一ヶ月あたり、どれくらいのお問い合わせがほしいのか?

などによって、作るべきホームページは全く違ってきます。

先生の目的・希望を伝えた上で、それに合わせたホームページを制作してくれるホームページ作成会社を選びましょう。

(6)HP制作だけでなく、集客も一括して任せられるか?

ホームページ制作会社の私がこんなことを言うのもアレですが、ホームページは作っただけでは集客効果はほとんどありません

SEOやPPCといった、集客対策(アクセスアップ)も行なって、はじめて成果が出るものです。

(ホームページを作って終わり、というのは、お店を建ててチラシをまかない、という状況と同じようなイメージです。)

また、ホームページの集客力が【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】×【アクセスアップ(SEO、PPC、SNS対策など)】で決まってくる以上、「制作」「集客」を一括して任せられるところがベターです。

制作と合わせて、集客まで考えて任せられる業者か?をチェックしましょう。

(7)ウェブライティング(文章作成)のノウハウがあるか?

ネット集客の大事な要素である【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】を上げるには、「ウェブライティング(文章作成)」のノウハウが非常に重要になります。

デザインは、ある一定のレベルを満たしていれば、それ以上頑張ってもほとんど効果は上がりません。

極論すれば、お問い合わせを左右するのは文章です。

  • ホームページのどこにどんな文章を配置するか?
  • 文章の流れはどうすればいいか?

こういったノウハウの差が、お問い合わせの差につながってきます。

文章作成についてアドバイス・コンサルティングをしてくれるような会社か、もしくはライティングまでお任せできる会社を選びましょう。

まとめ

  • (1)ウェブマーケティングの話ができるか?
  • (2)ネット集客の本質をとらえているか?
  • (3)士業の業界に合わせた提案をしてくれるか?
  • (4)先生の目的に合わせた方法(ツール)を提案してくれるか?
  • (5)言いなり業者ではなく、キチンとした戦略を持っているか?
  • (6)HP制作だけでなく、集客も一括して任せられるか?
  • (7)ウェブライティング(文章作成)のノウハウがあるか?

先生がホームページ制作業者を選ぶ際には、ぜひ上記の7つのポイントをチェックしてみてください。

参考になれば幸いです。

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