ホームページを作る時に、「どのホームページ制作会社(ウェブデザイン会社)に依頼するか?」迷われている先生もいらっしゃると思います。
当然ですが、「どこに頼んでも同じようなHPになる」訳ではありません。
先生に合わない業者を選んでしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまうことにもなりかねません。
そこで今日は、「ホームページ制作会社の実力を正しく見抜く7つのチェックポイント」をご紹介させていただきます。
ホームページからの集客を成功させるには、「ウェブマーケティング」のノウハウが必須になります。
ウェブマーケティングというのは、簡単に言うと例えば、
など、こういったことを調査・分析し、実際に集客できるようにプランを組み立て、それを形にすることを指します。
これらを全く考慮せず、「どんなデザインがお好みですか?」のようにデザインしか提案がないような業者は、ネット集客を成功させたい先生には不向きです。
逆に、「キーワード」や「ライバル(競合)の状況」なども加味して話をしてくれるHP制作会社は、信頼できると言えるでしょう。
よく、
のような売り文句を掲げている広告を見かけます。
確かに、「検索順位」や「いいね!の数」「ツイッターのフォロワー」「ユーチューブの再生回数」も大切な要素の一つです。
しかし、これらの要素はどれもひとつの手段であって、これら自体をアップさせて終わり、では意味がありません。
例えば世の中には、検索順位が1位なのにぜんぜんお問い合わせがない、というホームページも山ほどあります。
「検索上位=売上上位」ではないのです。
※下記も参考になると思います。
>> SEOの検索順位ごとのクリック率:1位とそれ以外の差とは?
>> 「SEOの罠」と「SEO業者の選び方:3つのポイント」
ホームページの集客力は、【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】×【アクセスアップ(SEO、PPC、SNS対策など)】で決まります。
(掛け算なので、いくらアクセスアップを頑張っても、成約率が0なら、結果は0になってしまいます。逆もまたしかりです。)
「お問い合わせを増やす」という考え方をしっかり持ち、提案してくれる業者を選ぶことをお勧めします。
「ネット集客」と一言で言っても、業界ごとに成功法則は微妙に違ってきます。
士業の業界には士業の業界の、例えば飲食業界には飲食業界の、それぞれのネット集客の成功法則があります。
余談ですが、例えば飲食店の場合、個々のホームページの強さよりも、食べログやぐるなび攻略の方が鍵になってきます。
士業の場合は、「どれだけ成約率の高いホームページを作り、そこに質の高いアクセスを集められるか?」が鍵になります。
(そのためには、例えばサービス特化型HPなど、それに合わせた戦略が必要になります)
士業の業界に合わせた戦略を提案してくれるかどうか?もチェックしましょう。
先生が何をしたいのか?によっても、取り組むべき方法(ツール)は違ってきます。
例えば税理士の先生の場合、「顧問先を増やしたい」時と「セミナーに集客したい」時では、戦略が異なります。
顧問先を増やしたい場合には「ホームページ+SEO、PPC」、セミナー集客なら「ランディングページ+フェイスブック広告」など、それに合わせた戦略を組み立てなければ、成功するのは難しくなります。
このように、「先生が達成したい目的」に合わせて提案してくれる業者かどうか?も重要なポイントになります。
例えば、「行政書士事務所のホームページを作ってください」と言って、「はい、分かりました」と何も提案のない業者(ホームページ作成会社)は要注意です。
誤解を恐れずに言うならば、「提案がない=戦略がない」のと同義です。
一言で「ホームページを作る」と言っても、
などによって、作るべきホームページは全く違ってきます。
先生の目的・希望を伝えた上で、それに合わせたホームページを制作してくれるホームページ作成会社を選びましょう。
ホームページ制作会社の私がこんなことを言うのもアレですが、ホームページは作っただけでは集客効果はほとんどありません。
SEOやPPCといった、集客対策(アクセスアップ)も行なって、はじめて成果が出るものです。
(ホームページを作って終わり、というのは、お店を建ててチラシをまかない、という状況と同じようなイメージです。)
また、ホームページの集客力が【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】×【アクセスアップ(SEO、PPC、SNS対策など)】で決まってくる以上、「制作」「集客」を一括して任せられるところがベターです。
制作と合わせて、集客まで考えて任せられる業者か?をチェックしましょう。
ネット集客の大事な要素である【ホームページの成約率(お問い合わせ率)】を上げるには、「ウェブライティング(文章作成)」のノウハウが非常に重要になります。
デザインは、ある一定のレベルを満たしていれば、それ以上頑張ってもほとんど効果は上がりません。
極論すれば、お問い合わせを左右するのは文章です。
こういったノウハウの差が、お問い合わせの差につながってきます。
文章作成についてアドバイス・コンサルティングをしてくれるような会社か、もしくはライティングまでお任せできる会社を選びましょう。
先生がホームページ制作業者を選ぶ際には、ぜひ上記の7つのポイントをチェックしてみてください。
参考になれば幸いです。