税理士(会計士、会計事務所)の、集客に成功していそうなホームページ14個を厳選してピックアップしてみました。
見栄えが良いデザインだけでなく、「顧客の心をつかむ仕掛け」がしっかり組み込まれています。
※下記HPの並び順は、順不同です。
http://www.venture-support.jp/
ホームページを開いた瞬間に、「会社設立」と「税理士変更」のサービスが目に入ります。
HPを訪れた顧客にとっても、分かりやすい構造です。
「会社設立」と「税理士変更」の各ページは、余分なメニューを排除したランディングページの構成になっています。
1つのサイト内に、こういったランディングページを複数持ち、PPC(リスティング広告)などで直接それぞれのランディングページにアクセスを誘導することで、より成約率を高めることができます。
また、スタッフそれぞれの顔写真やプロフィールも公開しており、親近感が感じられます。
ぜひ、参考にしていただきたいHPです。
ヘッダー部分にスタッフの皆様のお写真があり、目を引きます。
こちらも「会社設立」と「税理士変更」のサービスがありますが、サービスのページにもしっかり「選ばれる5つの理由」などが書かれていて、他の税理士事務所との差別化をはかっています。
会社設立のサービス紹介ページは、ランディングページ化されており、PPC(リスティング広告)などで直接アクセスを呼びこむことで、より成約しやすい構成になっています。
ランディングページは、特定のサービス紹介に特化できるので、そのサービスに興味のあるお客様を集客するには非常に適したページです。
ホームページを開いた瞬間に、「月々4000円~」というキャッチが目に入ります。
低価格をウリにするのであれば、このようにしっかりと値段を明示しておくといいですね。
また、このホームページでは、「会社設立」と「記帳代行」のサービス紹介ページが、それぞれランディングページになっています。
ホームページにアクセスしてくるお客様は、それぞれ興味のあるサービスが異なります。
そのため、サービスごとにこのようにランディングページを用意し、キーワードによってアクセス先を振り分ける方が、成約率はアップしやすくなるのです。
(例えば、「会社設立 代行」で検索してきた時は会社設立のサービス紹介ページに、「記帳代行」で検索してきた時は記帳代行のサービス紹介ページに、それぞれ直接アクセスしてもらえるようにする、といったイメージです。PPC(リスティング広告)を使えば、こういったアクセス先のページを簡単に振り分けることができますので、ランディングページはPPCとも非常に相性の良い構成と言えます。)
トップページに「6つのメリット」も書かれており、非常に分かりやすい構成です。
顧客にとっても、見やすく、信頼できる感じが伝わります。
「お客様の年齢構成」がパッと目に入ってきます。
このように、対象顧客を伝えると、その層のお客様にとっては非常に気になります。
また、「税理士選びを失敗して損をするケース」というコンテンツがあるのもポイントです。
お客様それぞれに合う税理士事務所を選べるように、どんなポイントに気をつけて選べばいいのか?がわかるようになっています。
具体的な数値も使って紹介されているので、お客様にとってとても分かりやすく、親切なコンテンツと言えます。
代表の顔がヘッダーに出ているのも、安心感が感じられて素晴らしいと思います。
「顧問料0円」
というキャッチコピーが、非常に目をひきますね。
税理士事務所を探している方にとって、非常に気になるキャッチコピーです。
概要をYoutubeの動画で解説しているので、より分かりやすくなっています。
また、サイドメニューに、写真付きで各種実績が掲載されているのもポイントです。
「税理士新聞に取り上げられました!」と文字だけ記載されているよりも、実際の写真があることで、より信頼できる情報になるのです。
他にも、「受賞歴」や「講演実績」もしっかり写真付きで掲載されているので、お客様が見た時にも、とても分かりやすくなっています。
「会社設立」「顧問契約」「決算申告」「経営診断」の4つのサービスが、それぞれ1ページ使って紹介されているので、とても見やすく、分かりやすくなっています。
1つのサービス内容のこと(料金、特徴、流れなど)は、1ページに纏めて書いてあったほうが、お客様にとっても見やすく、親切ですよね。
フェイスブックページもお持ちだったり、新規申込された方に著書を無料プレゼントするなど、他の税理士事務所のホームページにはないユニークなコンテンツが多いのも素晴らしいと思います。
また、「当ホームページを見て新規で申し込まれた会社限定!」と、限定性も打ち出しています。
人間は、限定されると申し込みたくなるものなので、非常に上手い打ち出し方だと思います。
http://www.zeirishi-nagoya.net/
「1000社の実績」というのは、顧客にとってすごく信頼できるポイントの一つですね。
それぞれのプランの報酬額もトップページに明示されており、安心できます。
また、各サービスがそれぞれ1ページを使って紹介されており、各サービス紹介ページはランディングページの構成に近い形になっています。トップページを経由して見てもらう、というよりも、PPCなどで各サービス紹介ページに直接アクセスを呼び込み、1ページで成約に繋げられる構成になっています。
「32冊出版の税理士と、そのスタッフが一気に解決します!」
著書を出版している、というのは、社会的な信用度がとても高くなります。
著書をお持ちであれば、必ず出していくべきですね。
顧客に対しても、信頼感をアピールできます。
また、お客様の声をより進化させた、お客様インタビューが掲載されているのも、素晴らしいと思います。
「そのお客様が、どのような経緯で来られたのか?」「実際に、どんなメリットがあったのか?」をインタビュー形式でまとめているので、お客様の声よりも詳細に、リアルな情報になっています。
こういった「リアルな」情報は、税理士を探しているお客様にとってもとても気になるコンテンツですので、どんどん増やしていくことで、集客力を高められるようになります。
ホームページ作成の業界で言う、「ランディングページ」「セールスレター」型のHPです。
縦長の1ページに必要な情報をわかり易く配置し、縦にスクロールするだけでいい構造です。
そして、最後に「お申し込みボタン」や「電話番号」があります。
余分なリンクやボタンがないので、お客様の気が散らず、まっすぐお申し込みに進んでくれるというメリットがあります。
また、「全国対応」というように、対応地域を明記しておくのも良いポイントです。
お客様の中には、「この税理士事務所は、うちの地域も対応してくれるのだろうか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃいますので、対応地域を明記しておくことで、安心してお問い合わせをしてくれるようになります。
http://www.tokyo-smile-dental.jp/
こちらは「歯科専門」を打ち出している、珍しいホームページです。
「何かの業界に特化している」というのは、その業界の見込み顧客にとって非常に魅力的に映ります。
ヘッダーにも「創業20年」「経理資料を送るだけ」「歯科特化」「月額20000円~」など、サービス内容が分かりやすく書かれています。
東京や大阪などの激戦区では、業界特化型の税理士事務所が、今後どんどん増えてきそうですね。
「月額9600円」
値段が一目でわかるので、安心感があります。
また、スタッフの方々のお写真がすぐに見えるのもポイントが高いですね。
会社設立のサービス紹介ページは、ランディングページに近い形になっているので、PPCで直接アクセスアップすることで、集客力をより高めやすくなっています。
(ランディングページのメリットは、前述のとおりです。)
また、こちらの事務所は、フェイスブックページも運営しているようです。
フェイスブックを使った営業・集客も、今後重要になってきますので、先駆けて取り組まれているのは素晴らしいですね。
ヘッダーで地域密着型をしっかり打ち出しています。
また、直筆のお客様の声があるのも素晴らしいと思います。
通常は、テキスト文でのみ掲載されているケースが多いですが、このように直筆の声があると、よりリアルな情報になるので、信頼感もググっとアップします。
お客様の声は、どれだけリアルにできるか?が大きなポイントになりますので、こういった直筆のものを載せたり、お客様のお写真を載せさせていただいたりすることで、より良いコンテンツになります。
Q-TAX様は全国フランチャイズ型の税理士事務所なので、ホームページの基本的な構造は似たような形になっています。
「5つのサービスポリシー」もしっかり書かれていて、分かりやすいですね。
この2つがポイントです。
また、こちらの事務所は「飲食業特化型」のプランも用意しているようです。
特定の業種に特化したサービスは、税務顧問以外のサービス提供もできるようになるので、お勧めの方法と言えます。
この「飲食業特化型」のプランの場合も、税務顧問のみならず、飲食業に合わせた経営計画や、メニュー開発、集客に至るまでサポートできるようになっているので、お客様にとってはとても安心できるプランと言えます。
「飲食業特化型」のプランのページは、ホームページ制作の業界で言う、「ランディングページ」「セールスレター」型のHPになっています。
値段と強みをしっかりアピールしています。
また、税理士の適正価格を計算できるwebツールも用意しています。
こういったwebツールがあると、お客様にとっても分かりやすくていいですね。
適正価格計算ツールへのリンク画像には、「45秒 簡単入力!」と書かれているので、ちょっと試してみようかな?という手軽な気持ちで使えるようになっています。とても親切ですね。
ちなみに、こちらのHPの各サービスページは、「ランディングページ」「セールスレター」型に似た形になっています。先ほどもご紹介したように、これらの構成は集客力を高めやすく、お勧めできる形と言えます。
(2014年5月23日追記)
顧問税理士をお探しなら │ 東京都江東区の藤井泰之税理士事務所に相談
東京都江東区の税理士、藤井泰之先生のホームページです。
ホームページを見て最初に「お客様の声」が掲載されているので、初めてホームページを見るお客様にとっても安心感があります。
また、「税理士に依頼しないデメリット」を明記することで、お客様に「依頼しないと大変そうだな。依頼することでこんなにメリットがあるんだな」と感じていただきやすくなるので、成約率(お問い合わせ率)も高まりやすくなります。
ご本人のお写真もしっかり掲載されており、事務所内部が見えるようになっているので、これもお客様にとって安心できるポイントの一つと言えます。
(2014年5月23日追記)
「黒字化支援数200社超え」というキャッチコピーで、分かりやすく実績数を伝えています。
実績数は、お客様が気にするポイントの一つなので、キャッチコピーに記載することで「これだけ実績があれば安心して任せられる」と感じてもらいやすくなります。
左上のタイトルには「大阪・神戸・姫路の~」のように、対応地域を記載しています。
対応地域を明記することで、お客様にすぐに「うちの地域も対応してくれるんだな」ということを伝えることができるので、お勧めの掲載方法と言えます。
(2014年7月28日追記)
中央区の税理士 | 東京都銀座の博英税理士法人
「73社に選ばれています」「実務経験27年」といった数字が、しっかりヘッダー画像に盛り込まれています。
数字は、誰にとっても分かりやすい基準になるので、ヘッダー画像やキャッチコピーにはぜひとも入れたい要素です。
また、このホームページでは、「税理士の変更 」についての専門ページも用意されています。
「税理士 変更」で検索された時に上位表示できるように、サービスごとにページを分けて、対策キーワードも変えていくという方法は、とても効果的です。
(2014年7月28日追記)
飲食店、美容院、歯科に強い税理士 │ 大阪の岡田総合会計事務所
「飲食店、美容院、歯科」に対象を絞って打ち出しているホームページです。
得意分野がある場合には、このように業種を絞って打ち出すことで、より集客力を高めることができるようになります。
トップページも、PASONAの法則というライティング方法が取り入れられており、より成約率が高められるよう工夫されています。
(2014年10月7日追記)
相続税対策に強いことをUSPにしている、税理士事務所のHPです。
ヘッダー画像をはじめ、タイトル画像部分でも「相談件数2000件・実施件数200件」という実績をしっかり記載しています。
こういった、数字で記載されている分かりやすい実績値は、お客様から見てもとても魅力的に映るので、成約率も高まる傾向にあります。
その他、出版実績があることも、強みの一つになっていますね。
(2015年7月3日追記)
西宮市・神戸市の税理士「松尾会計事務所」 │ 相談実績500件超え
事務所型のホームページではありますが、下層ページで「会社設立」「決算申告」などの各サービスを個別に打ち出し、簡易的にサービス特化型のように見せているのが大きなポイントです。
全体的には、「西宮市・神戸市の税理士」という見せ方ではありますが、こういった構成にすることで、他サービスも効率よく集客可能です。
(2015年7月3日追記)
飲食店専門の税理士「林会計事務所」 │ 飲食店の売上UPをサポート
事務所の強みである「飲食店に強い税理士」ということを打ち出しているサイトです。
こういった専門性があることで、「飲食店の会計のポイントがよく分かる」「売上アップのサポートもできる」など、お客様にとって高付加価値なサービス提供が可能です。
(2016年1月12日追記)
富山のわかもり税理士事務所は顧問だけじゃない!売上UPもサポート
「毎月訪問するからこそ、お客様の会社に合わせた売上アップなどのアドバイスもできる!」という強みを打ち出している、富山県富山市の税理士事務所のホームページです。
「毎月訪問する」という表現だけではなく、「毎月訪問するから、お客様にとって、どんなメリットがあるのか?」を表現している点が、素晴らしいですね。
税務顧問や記帳代行だけではなく、こういった付加価値のあるサービスは、「どういった付加価値(メリットがあるのか?)」まで、しっかり伝えていきましょう。
こうすることで、他の事務所との違いがより明確になり、差別化できるようになるのです。
(2016年11月8日追記)
税理士のホームページには珍しい、1カラムの構成です。
「PBDCA理論」という、独自の経営改善手法で、クライアントの売上げアップのサポートを行っているのが特徴的です。
ターゲットも、年商1億円未満に絞っているので、より明確化され、差別化できていて、素晴らしい事例だと思います。
(2016年11月26日現在に追記)
医療系顧問20年。税務から増患まで行う大阪税理士 中村会計事務所
大阪で医療に強い顧問税理士をお探しなら、税務はもちろん、従業員問題・増患・増収・税務調査など様々なサポートを行う中村会計事務所
20年に渡り医療機関の顧問をしてきた、「医療に強い税理士」である本人が担当します。
単に「医療に強い事務所」ではなく、「医療に強い税理士」がいる事務所です。
帳簿の記帳法はもちろん、クリニック経営に活用できる帳簿の作り方も教えてもらえます。
確定申告対策にとどまらない、経営の安定や向上をはかるための方法です。
増患対策についてもアドバイス・サポートしてもらえますから、
既存の患者さんを逃さず、新規の患者さんを増やせるチャンスですね。
全部で14個の税理士(会計士、会計事務所)ホームページの事例を挙げさせていただきました。
(「事務所型」「特化型」別の戦略は、弊社HPに掲載しています。⇒ 税理士のホームページ戦略)
「格安・低価格を打ち出している事務所」が比較的多いですが、なにも「格安だから良い」と紹介しているわけではございません。
それぞれの事務所の「強み」や「メリット」、「選ばれる理由」をしっかり打ち出していること。
これを主な基準として厳選させていただきました。
それぞれの税理士事務所に、それぞれの強みがあります。
先生の事務所の「強み・メリット・選ばれる理由」は、何でしょうか?
選ばれるHPを作るには、差別化をしっかりしていく必要があります。
先生の事務所の「強み・メリット・選ばれる理由」を明確にして、ぜひHPにも反映させていただければと思います。
なお、「税理士のネット営業・ホームページ集客の3つのポイント」のページでも、より詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
参考になれば幸いです。
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