士業のホームページにおいて、ライティング(文章の書き方)で最も重要なポイントは、「とことん分かりやすく書くこと」です。
目安としては、「中学1年生でも分かるように書く」ようなイメージを持っていただけると良いでしょう。
お客様は、士業の業界の専門用語や、難しい言い回しに慣れていません。
そのため、専門用語や何回な表現がたくさん出てくると、文章を理解することすらできない、ということにもなりかねません。
人間は、わからない単語・表現が3つ以上あると、その文章を読むのが難しい、面倒だ、と感じるようになります。
いくら良いことを書いていても、お客様に理解されなければ本末転倒です。
そのため、文章は出来る限り分かりやすく書く必要があるのです。
その基準となるのが「中学1年生でも分かる文章」です。
人間は、普段から接していないジャンルのものの知識レベルは、だいたい中学1年生くらいであると言われています。
そのため、「中学1年生でも分かる文章」というのは「誰が読んでも分かる文章(読みやすい文章)」と考えられます。
中学1年生に説明しているような気持ちで、文章を書き進めていくことをお勧めします。
文章を分かりやすくするには、次のような工夫が考えられます。
専門用語を使う時には、必ずその近くに注釈(専門用語の分かりやすい説明)をつけるようにしましょう。
※「専門用語を使ってはいけない」というわけではありません。
専門用語を知っていて、それで検索してくるお客様もいらっしゃいます。
そういう時に専門用語が書かれていることで、検索結果に表示され、アクセスが増える、という効果があります。
「書かない」のではなく「分かりやすく伝える」ことを考えましょう。
いくつもの項目を並べて書く時には、文章中にズラズラ長く書くと読みづらく、分かりづらい印象を与えてしまいます。
そういう時には箇条書きにすることで、読みやすく、分かりやすい文章にすることができます。
(例)
会社設立には「印鑑証明書」「発起人の銀行口座」「実印」「法人用の印鑑」が必要です。
↓
会社設立には
が必要です。
長い文章というのは、読んでいて分かりづらい印象を与えてしまいます。
接続詞(しかし、そして、さらに、など)を用いて、長い文章を短い文章に区切ることで、読みやすく、分かりやすい文章にすることができます。
参考になれば幸いです。