2013年8月1日 | ホームページ制作

デザインを綺麗にしても差別化はできない

ホームページ制作会社がよく使うセールストークとして、「デザインを綺麗にして差別化しましょう!」というものがあります。

しかし、結論から申し上げますと、デザインを綺麗にしただけでは、ライバルと差別化することはできません

今回は、この「差別化」について、掘り下げて考えてみたいと思います。

【差別化】とは、そもそも何か?

この「差別化」という言葉は、士業のネット集客に限らず、いろいろなところで耳にします。

先生も、セミナーや本などで「ライバルと差別化しなければ生き残れません!」のようなことを聞いたりしているのではないでしょうか。

「差別化」は人によって定義が異なりますが、弊社(株式会社ミリオンバリュー)では、次のように考えています。

差別化 = お客様に、「他よりこっちの方がメリットがあるわ」、と感じてもらえること。

デザインを綺麗にしても、「お客様が得られるメリット」は伝わらない

お客様は、「自分が得られるメリットが、より大きい方の事務所を選ぶ」ものです。

たとえホームページのデザインを綺麗にしたり、奇抜で斬新なデザインにしても、その部分にはお客様はメリットを感じてくれません。

※往々にして、デザインを奇抜で斬新にするほど、お客様にとっては使いにくいホームページになることが多いです。
(どこをクリックすればいいのか分からない、など)

必要最低限のデザインは必要ですが、ただ綺麗にすればいい、というものではないのです。

「お客様が得られるメリット」を伝えるには?

お客様がメリットを感じる部分は、主に次のようなものがあります。

  • 値段(安ければいい、というものではなく、費用対効果が高い、と感じられることが重要)
  • 実績(どんな案件を扱ってきたのか?どのようにその問題を解決したのか?)
  • 解決事例(私(お客様ご自身)の悩みに似た解決事例はないか?)
  • お客様の声(今までのお客様は満足しているのか?悩みは解決されたのか?)
  • 推薦の声(他の権威者(他士業など)はこの事務所をどう評価しているのか?)
  • メディア掲載(本や雑誌、新聞などへの掲載実績は、安心感を与えます)
  • 数値的情報(実務経験32年、年間取り扱い件数300件超え、など)

デザインをどうこうする前に、まずは上記の内容が先生のホームページに含まれているのかどうか?をチェックしてみてください。

参考になれば幸いです。

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