ホームページには、「サービス内容」を掲載していると思います。
この「サービス内容」、実は書き方次第で、お問い合わせを増やすこともできるのです。
今回は、【お問い合わせを増やす”サービス内容”の書き方:3つの工夫】というテーマで解説させていただきます。
士業のサービスに限らず、お客様は「分かりやすいもの」を選ぶ傾向があります。
わざわざ複雑なものや、理解が難しいものを選ぶことをは少ないものです。
これは、ホームページ上での”サービス内容”の書き方でも同じです。
サービス内容をパッと見た時に、「そのサービスに何が含まれていて、どんな特徴があるのか?」などをひと目でお客様に理解していただくことが重要になります。
サービス内容の書き方も「いかにお客様にとって分かりやすくするか?」がポイントになるのです。
この「分かりやすくする」ための工夫として、主に以下の3つを実践されることをお勧めします。
一つ目の工夫は、「商品のパッケージ化」です。
バラバラになっているサービスをひとまとめにして、パッケージにすることで分かりやすくする方法です。
これが上手くいきやすいのが、例えば「相続・遺言」関連のホームページです。
相続・遺言関連のサービス内容は、
など、実に多岐にわたります。
これらがバラバラに記載されていると、お客様は「自分にとって何が必要で、何が必要でないか?」が分かりづらく、お問い合わせしづらくなってしまいます。
そこで、これらをいくつかのプランに分割し、必要なサービスをまとめてあげることで、分かりやすくなります。
(分かりづらいサービス内容の一例)
料金 | |
遺産分割協議書の作成 | ~~円 |
不動産の名義変更 | ~~円 |
財産目録の作成 | ~~円 |
(分かりやすいサービス内容の書き方の一例)
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
料金 | ~~円 | ~~円 | ~~円 |
含まれるサービス内容 |
|
|
|
二つ目の工夫は、「誰向けなのか?を書く」です。
先ほど、「プランをいくつか作ると分かりやすくなる」とお伝えしました。
確かにプランを作ってパッケージ化すると分かりやすくなるのですが、お客様にとってはまだ「自分にとって何が必要で、何が必要でないか?」の判断が難しい場合があります。
そこで、「どのプランが、どんな人に向いているのか?」を書くことで、より分かりやすく伝えることができます。
例えば、
のように、「~~したい方」という表記にすると分かりやすくなります。
(分かりやすいサービス内容の書き方の一例)
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
料金 | ~~円 | ~~円 | ~~円 |
含まれるサービス内容 |
|
|
|
こんな方にお勧めです | ~~したい方 | ~~したい方 | ~~したい方 |
三つ目の工夫は、「各プランの比較表を掲載する」です。
「それぞれのプランごとに、どんな特徴があるのか?何が含まれていて、何が含まれていないのか?」も併せて掲載しておくと、さらに分かりやすくなります。
(分かりやすいサービス内容の書き方の一例)
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
料金 | ~~円 | ~~円 | ~~円 |
財産目録の作成 | ○ | ○ | ○ |
不動産の名義変更 | ○ | ○ | ○ |
遺産分割協議書の作成 | × | ○ | ○ |
相続財産の調査 | × | × | ○ |
~~~~ | × | × | ○ |
お客様にとって「分かりやすさ」というのは非常に重要です。
※余談ですが、らくらくホンなどの「分かりやすい商品」が売れていることからも、分かりやすさが支持されることが伺えますね。
ぜひ先生もこれらを実践して、お客様にとって分かりやすい書き方を意識していただければと思います。
参考になれば幸いです。