2013年4月12日 | 成功思考法

「HP制作業者に依頼すると得か?損か?」を見抜く方法

HP制作業者に依頼するとき、「この値段は得なのだろうか?損なのだろうか?」と不安を感じる先生も多いと思います。

ホームページやネット集客に関するサービスは、業者によって値段が異なるので、どこに依頼すればいいか分かりづらいものです。

そこで今日は、「HP制作業者に依頼すると得か?損か?」を見抜く方法をご紹介させていただきます。

流れとしては、次の3ステップになります。

  • (1)先生の「時給」を設定する
  • (2)「時給」と「業者のサービス単価」を比較する
  • (3)得か損か?を判断する

(1)先生の「時給」を設定する

先生は、ご自身の「時給」をいくらくらいに設定しているでしょうか?

例えば、30万円で請け負った仕事を60時間で終えることができるなら、時給は5000円になりますよね。

同じ仕事を30時間で終えることができるなら、時給は1万円になります。

先生によって時給は異なってくるかと思いますが、ここではざっくりと「自分はこれくらいの時給で働きたい」という数値を設定してみて」ください

経営者や士業にとって、この「時給換算して考える」というのは、非常に重要な考え方になります。

人間が持っている時間は、全員平等(1日24時間)ですので、単純に考えると、時給によって最終的に稼げる額が変わってくるからです。

(蛇足ですが、時給を上げるには、「自分自身のスキルをアップさせる」「自分より時給の低い人に任せる」などの方法があります)

(2)「時給」と「業者のサービス単価」を比較する

先生の時給が設定できたら、業者のサービス単価と比較して、「そのサービスを依頼すると得か?損か?」を割り出してみましょう。

方法は簡単です。

「業者のサービス単価」÷「先生の時給」を計算してみてください。

例えば、業者のHP制作の値段が30万円で、先生の時給が5000円/時だとすると、計算結果は以下のようになります。

30万円÷5000円/時=60時間

(3)得か損か?を判断する

先ほどの場合、もし先生が60時間以内で、その業者のサービスと同程度、あるいはそれ以上の成果が出せるなら、自分でやった方が得だと言えます。

逆に、もし先生が60時間以内で、その業者のサービス以下の成果しか出せないようであれば、ホームページ制作会社に任せたほうが得だと言えます。

「業者のサービス単価」÷「先生の時給」の計算結果は、言ってみれば「費用対効果の損得ライン」です。

その時間をオーバーしてしまうようであれば、業者に任せた方が得です。

その時間以内でできるのであれば、ご自身でやった方が得です。

HP制作以外にも応用できる

ここではホームページ制作の費用を例に挙げましたが、この「時給換算して考える」という考え方は、どんなサービスを依頼する時にも応用できます。

例えば、名刺を作るときにも、同じ事が言えます。

また、例えば「引越しをする時」も、同じ事が言えます。
引越し業者の値段が8万円で、自分の時給が1万円/時とした場合、8時間以内で引越し作業を終えられないのであれば、引越し業者に依頼したほうが得、ということになります。

まとめ

私は、いつもこの「時給換算して考える」ことを癖にしていますが、多くの場合、自分でやると費用対効果でマイナスになります

そのため、私は自分の専門外のことは、その道のプロの方に依頼しています。

名刺作成も、税務処理も、それぞれ専門のデザイナーさんや、税理士の先生にお願いしています。

その道のプロに依頼する方が、費用対効果が圧倒的に高いからです。

※これは、よくよく考えてみると、ある意味当然のことです。

例えば私が引越し業者より短時間で、業者以上の質で仕事ができるなら、士業専門ホームページ制作会社をやるよりも、引越し業者をやった方が儲かる、という事になります。笑

(例)今の仕事の時給が1万円/時、引越し業者の値段が8万円だとすると
「8万円÷1万円/時=8時間」
もし8時間以内に引越し業者以上の仕事ができるとすると、時給は今の1万円/時を超えます。
つまり、単純に考えると、今の仕事より儲かる、という理屈になります。

業者に依頼するというのは、言い方を変えると「プロに任せて、お金で時間を買う」ようなものです。

プロの定義はいろいろありますが、「他人よりも費用対効果の高い仕事ができる(短時間で質の高い仕事ができる)こと」も、プロの特徴です。

費用対効果を考えて、依頼した方がいいのか?自分でやったほうがいいのか?を判断してみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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