士業の先生の中には、よく「何でもできます」と言って何でも屋になってしまう先生が多いように感じます。
しかし、お客様は何でも屋の話は聞きたくありません。
お客様は、専門家の話を聞きたいのです。
「たくさんのお客様がほしい」と思ってしまうと、あれもできます、これもできます、とメッセージが絞れなくなってしまいます。
例えば、社労士さんを例に挙げると、「助成金も、給与計算も、就業規則も、ひと通り何でもできます。」というのは、お客様の心には刺さりません。
インパクトのない、なんだか「丸い」メッセージだからです。
一方、専門家のメッセージは尖っています。
「助成金ならお任せ下さい!」のように、ものすごく明確なのです。
助成金を依頼したいお客様にとってすごく魅力的なメッセージですよね。
こういうメッセージは、お客様の心に刺さります。
メッセージは、丸くなってはいけません。
目の前のお客様が何を望んでいるのか?をまずよく見極めましょう。
そして、そのお客様に刺さる、明確なメッセージを送るのです。
たったこれだけで、何でも屋から一歩抜け出すことができます。