士業のネット集客において、「どのジャンル(テーマ)のホームページを作るか?」というのは、非常に重要なポイントです。
例えば弁護士の先生であれば、「離婚にするのか?」「相続にするのか?」「交通事故にするのか?」といった、いろいろなジャンルが思い浮かびます。
ここでは、「ホームページのジャンル選びの注意点&狙い目の探し方」をご紹介させていただきます。
まず気をつけなくてはならないのが、「流行りのジャンルにはライバルが多い」という点です。
流行りのジャンルというのは、時代の流れや法改正などによって、急に注目されるようになります。
それに比例して、参入するライバルも非常に多くなります。
例えば、2013年現在、世の中では「相続(それに関連して遺言)」がかなり注目されています。
弊社にお問い合わせいただく先生のうち、3人に1人、もしくは2人に1人は、「相続のホームページを作りたいんですが…」と相談に来られます。
もちろん、流行りのジャンルはそれだけ成長性があるということなので、参入するのは間違いではありません。
しかし、流行りのジャンルには多くのライバルや、大手士業事務所も参入してくる可能性があるので、最終的に広告費勝負になる場合があります。
そうなると、中小の事務所は資金面で圧倒的に不利になってしまいます。
流行りのジャンルに参入する時は、上記のことを念頭に置いておくことをお勧めします。
士業の業界に限らず、マーケティングでは「ライバルがいない所で一人勝ちする」という戦い方が有効です。
ライバルがいなければ、値下げする必要もなく、価格競争に巻き込まれないため、事務所の経営も安定します。
弊社も日々、士業業界のウェブ事情を研究していますが、あまり注目されていないジャンルというのは、実はたくさんあります。
見分け方が若干難しいのですが、「検索してみて、士業事務所以外の、情報サイトなどが出てくるようなジャンル」は、意外と狙い目です。
例えば、検索結果にYahoo知恵袋や教えてGooなどが混ざっているようなジャンルは、ライバルが少ないと考えられます。
また、「検索してみて、PPC広告がほとんど出稿されていないようなジャンル」も狙い目です。
ご自身の業務に関連する言葉で検索してみると、こういった狙い目のジャンルに遭遇することが結構あります。
ぜひ、試していただければ幸いです。