ネット集客において、「ライバルの存在」は正確に把握しておく必要があります。
しかし、「ネット上のライバル」というのは、実は「先生の事務所の近くにある同業他者のHP」とは限りません。
ライバルを正しく把握できないと、正しい対策を行うことができなくなってしまい、集客効果も半減してしまいます。
そこで今日は、「先生のライバルの”正しい”チェック方法」を解説させていただきます。
まずは、ネット集客におけるライバルの定義を明確にしましょう。
ライバルは、次のように定義されます。
ネット集客における「ライバル」とは?
先生が狙っているキーワードで検索した時に表示される、すべてのホームページ(検索結果)のこと
ここで注意していただきたいのが、必ずしも「先生の事務所と、距離的に近くにある事務所」がライバルとは限らない、ということです。
ネット上では、お客様は「検索結果」を見てホームページを選びます。
ですので、同じ検索結果の中にあるのであれば、たとえ物理的な距離が離れていても、それはライバルです。
また、例えば「会社設立」と検索した時に、「税理士事務所」「司法書士事務所」「行政書士事務所」の3つのホームページが出てきたら、それらはライバルの関係になります。
(同じ検索結果内に表示されているから、です。)
税理士のライバルは税理士のホームページのみ、司法書士のライバルは司法書士のホームページのみ、ではないのです。
また他にも、例えば「税理士 新宿」と検索した時に、「税理士事務所」「税理士紹介サービス」の2つのホームページが出てきたら、それらもライバル関係になります。
(これも理由は、同じ検索結果内に表示されているから、です。)
「同じ検索結果内に表示されている = ライバル」という認識を持つようにしましょう。
ライバルが誰か?が分かったら、次は「ライバルに勝てるかどうか?」を調べる必要があります。
これを、「ライバルチェック」と呼びます。
ライバルチェックでは、チェックすべきポイントがたくさんありますが、主に以下のようなものを調べます。
まずは、ライバルの「HP構成」「HPの見やすさ、分かりやすさ」などをチェックしましょう。
これは単純に、目視で行います。
こういったポイントを目視でチェックしていきます。
次に、ライバルの「サービス内容」「値段」などをチェックしていきます。
これも、目視でチェックしていきます。
最後に、「SEO対策やPPC出稿をしているのか?」などをチェックしていきます。
これは、目視に加えて、専用のツールも使ってチェックすることをお勧めします。
これらをはじめとした各種要素を、目視とツールでチェックしていきます。
※ライバルチェック用のツール
例えば、次のようなツールがあります。
※海外の方がこういったツールも多い傾向があります。
ここでは、細かい使い方の解説などは割愛させていただきます。
これらを調べて、勝てる見込みがあるかどうか?を見極めたうえで、ネット集客に取り組むことをお勧めします。
※もしライバルが強すぎて勝ち目がないようであれば、キーワードを選び直すなど、別の市場で戦うことを検討する必要が出てきます。
ネット集客にかぎらず、「誰がライバルなのか?」を正しく把握することは、とても重要なことです。
強敵だと思っていた相手が、実はそもそも敵ではなかったりすることもあります。
逆に、まったく認識していなかった相手が実は強敵だった、ということもあります。
先生のライバルを正しく把握して、ネット集客に取り組むようにしてくださいね。
参考になれば幸いです。