対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
SEOを自分でやる時に、最低限おさえておくべきポイントを5つまとめてみました。
最も簡単かつ、効果の期待できるSEO対策は、「タイトルにキーワードを入れること」です。
(タイトルにキーワードを入れることは、SEO内部対策に当たります。)
SEOを自分でやる上で、最低限やっていただきたい対策、と言えます。
検索エンジン(YahooやGoogle)は、タイトルを見て「そのページが何について書かれているのか?」を判断しようとします。
よく、ホームページのタイトルが
のように、事務所名だけになってしまっているものをお見かけしますが、とてももったいないです。
上位表示させたいキーワードを含めることで、SEO効果が期待できます。
例えば、「札幌 行政書士」で上位表示させたいなら、最低限、「札幌の~~行政書士事務所」のようにしましょう。
メタキーワードに、「税理士,新宿区,東京,税務顧問,会社設立,法人設立,税務調査,決算,記帳代行」のように、やたらたくさんのキーワードを詰め込んでいるホームページをお見かけします。
ただ、過ぎたるは及ばざるが如しで、詰め込みすぎはSEO上、逆効果になってしまうこともあります。
基本的に、各ページのメタキーワードは、多くても3つまでを目安にすることをお勧めします。
トップページを「税理士 新宿」で上位表示させたいなら、メタキーワードは「税理士,新宿」とし、余計なものは入れない。
料金表のページを「税理士 料金」で上位表示させたいなら、メタキーワードは「税理士,料金」とし、余計なものは入れない。
このように、各ページごとに狙うキーワードを分散させるほうが、数多くのキーワードで上位表示を狙うことができ、お勧めです。
SEOを意識し過ぎると、日本語的に変な文章になる場合があります。
確かに、キーワードを入れるなど、SEOを意識することは重要なのですが、意識し過ぎは逆効果です。
最終的に、その文章を読むのはお客様であり、依頼してくれる(お金を払ってサービスを受けてくださる)のは、お客様です。
検索エンジンは、先生の事務所にお金を払ってくれるわけではありません。
基本的に、キーワードを意識しすぎなくても、自然と文章を書いていれば、一定の割合でキーワードは自然に含まれます。
書き方で迷ったら、検索エンジン目線ではなく、お客様にとって分かりやすい文章を心がけましょう。
よく「たったワンクリックで、1000本のリンクが一瞬で手に入ります!」のようなツールを見かけることがあります。
ただ、こういったリンク獲得ツールは、リンクの質があまり良くないことが多く、逆効果になってしまうこともあります。
SEOを自分でやると、こういったツールに目が行きがちですが、コツコツやっていたほうが最終的にはプラスになります。
毎日、検索順位をチェックして、「今日は3位にあがった!」「いきなり20位以下に落ちてしまった!なぜだ!?」のように、一喜一憂するのはやめましょう。
SEOでの順位は、検索エンジンの性質上、日々変動しています。
検索エンジンのアルゴリズム変更によっては、急に順位が上下する場合もあります。
これは、自分ではどうしようもないことなので、その時々の順位に一喜一憂しても、気疲れしてしまいます。
特に、ホームページ開設直後は、まだ検索エンジンからの評価が固まっていないので、順位がよく動きます。
順位を気にするよりも、「良いコンテンツを更新していく(ページを増やす、情報量を増やす)」「質の高いリンクを獲得する」などを考えたほうが、プラスになります。
急に順位が動いたとしても、2~4週間くらいは様子を見てみましょう。
自然と元に戻ることも多いものです。
以上が、SEOを自分でやる時のポイントです。
ぜひ、コツコツと実践してみてくださいね。