弊社では、
というご相談をよくいただきます。
ここでは、こういったいわゆる「紙面広告(紙媒体の広告)」と、「ネット広告(PPCなど)」は、どちらが費用対効果が高いのか?を、考えてみたいと思います。
比較規準は、次の4つです。
1つ目は、「お客様の購買意欲(需要)」です。
紙面広告(チラシ、ポスティング、新聞折込、フリーペーパー内の広告など)は、特定の地域に配布されるため、「需要を感じているお客様にだけ配る」ということがなかなか難しいのがデメリットです。
興味のないお客様にも配ることになってしまうので、効率が悪いのです。
一方、ネット広告は、「検索してくる(需要を感じている)お客様に対して広告を出す」ことができるので、メリットが大きくなります。
PPC(リスティング広告)であれば、クリックされて(ホームページが見られて)初めて広告費が発生するので、サービスに興味があるお客様を中心に集客することができるようになります。
2つ目は、「効果測定ができるかどうか?」です。
紙面広告は、効果測定をするのが難しくなります。
そのお客様が、どのチラシを見てお問い合せをしてくれたか?を突き止めるには、お客様に聞かなければならず、正直、面倒です。
一方、ネット広告では、効果測定が非常に簡単です。
こういったことが測定できるので、広告効果の改善もしやすく、どんどん費用対効果を上げていくことができるようになります。
3つ目は、「修正のしやすさ」です。
紙面広告は、一度印刷してしまうと、修正するのに大きなコストが掛かります。
ネット広告は、設定を自由に変更できるので、修正にかかるコストはゼロです。
4つ目は、「費用対効果」です。
例えば、20万円の広告費で、紙面広告、ネット広告をそれぞれ出したとしましょう。
【紙面広告の場合】
20万円の広告費だと、激安のチラシ業者さんであれば、約3万枚を印刷し、ポスティングまで行ってくれます。
チラシの反応率は、以前はセンミツ(1000枚で3件お問い合わせがある)と言われていましたが、今そんなに反応があったら、誰でもお金持ちになれます。
現在はチラシの反応が激減しており、地域によっては1万枚に1件お問い合わせがあればいい方、とも言われます。
※先生も、ポストに入っているチラシのほとんどは、全く読まずにゴミ箱行き、ではないでしょうか。
【ネット広告(PPC)の場合】
20万円の広告費だと、仮にクリック単価(1回クリックされた時の広告費)が300円なら、20万円で約700クリック弱のアクセスを集めることができます
いいホームページなら、成約率(お問い合わせ率)は1%以上になるので、700弱のアクセスであれば7件お問い合わせがくると予測できます。
もっと優秀なホームページなら、お問い合わせ10件は軽く超えるでしょう。
以上より、弊社では「紙面広告よりもネット広告」をお勧めしております。
参考になれば幸いです。