ホームページは、「作って終わり」ではなく、より良くする(成約率(お問い合わせ率)を上げる)ために改善を重ねていくことが重要になります。
ホームページの改善を行う際に必要になるのが、アクセス解析です。
今日は、【ホームページのアクセス解析でチェックしたい6つのポイント】をご紹介させていただきます。
※アクセス解析を設置していない場合には、グーグルアナリティクスを設置されることをお勧め致します。
グーグルアナリティクスは、無料で使える、高機能なアクセス解析ツールです。
まずチェックしたいのが「ユーザー数」です。
「何人のお客様がホームページを見に来てくれたか?」の数値になります。
ユーザー数が1日あたり数件しかないのであれば、アクセスアップの対策(SEOやPPC)を行う必要があります。
逆に、例えば1日あたり50件以上のアクセスがあるにもかかわらず、お問い合わせがないという場合には、ホームページそのものに原因があると思われますので、内容の改善が必要になります。
「訪問別ページビュー」は、「ホームページを見たお客様が、平均何ページ見てくれているか?」の数値になります。
平均して1ページ前後しか見られていない場合には、ホームページの導線に原因があることが考えられます。 (リンクの位置が分かりづらい、など)
目安として、3ページ前後、もしくはそれ以上の値になるように改善することをお勧め致します。
「平均サイト滞在時間」は、「ホームページを見たお客様が、平均何分見てくれているか?」の数値になります。
サイト滞在時間が少ない場合には、お客様にとって読みづらいホームページになってしまっていることが考えられます。
(文章が難しすぎて分かりづらい、文字が小さい、パッと見て難しそうな印象を与えてしまっている、など)
目安としては、2~3分前後見てもらえるように改善していきましょう。
「ホームページに訪れるお客様がどんなキーワードで検索してきているか?」も重要なポイントです。
これらをチェックしてみましょう。
また、キーワードをチェックと、自分では考えつかなかったキーワードで検索されていることがあります。
そういったキーワードが見つかったら、そのキーワードを含むページを別途制作し、お客様にとって役立つ内容を掲載することで、アクセスを増やし、成約率(お問い合わせ率)をアップさせることができます。
「どのページがよく見られているのか?」をチェックしましょう。
よく見られているページは、「お客様にとって重要な情報」「お客様が気になる情報」が載っていると考えられます。
よく見られているページの内容を更に充実させることで、効率よくホームページを改善することができます。
逆に、もし「見てほしいページがあまり見られていない」のであれば、改善が必要になります。
(そのページヘのリンクが分かりづらい、ページの内容がお客様の知りたい情報ではない、などが原因として考えられます。)
「直帰率」というのは、「ホームページを見に来たお客様が、たった1ページだけ見て帰ってしまった割合」のことを指します。
イメージとしては、
と考えると分かりやすいでしょう。
直帰率を大きく左右するのは「ファーストビュー」です。
ファーストビューというのは、ホームページを開いた最初の段階で見える範囲のことを指します。
この範囲内に、お客様の興味をひく情報がなければ、お客様は「自分にとって役立つホームページじゃなさそうだ」と感じて他のホームページに行ってしまいます。
ファーストビューには、例えば
などの情報を入れることをお勧め致します。
先生のホームページも、まずはアクセス解析ツールを設置して、上記の6つのポイントをチェックしてみてください。
闇雲に行うのではなく、アクセス解析の数字をもとに改善することで、効率よく運用していくことができるようになります。
参考になれば幸いです。