「顧客獲得コスト」というものを考えたことがあるでしょうか?
顧客獲得コストというのは、「1人のお客様を獲得するまでにかかったコスト全て」のことです。
例えば、
こういったものが全てコストです。
士業のサービスは、それぞれこの顧客獲得コストが違います。
顧客獲得コストが安いのは、例えば以下のような特徴があります。
例えば、「助成金」は顧客獲得コストが安いサービスです。
対象となるお客様は、例えばハローワークなどを見ればすぐに見つかります。
そして、助成金というサービス上、お客様へのメリットが大きいので「欲しい」と感じてもらいやすいです。
一方、例えば「給与計算」は顧客獲得コストが高いです。
まず、対象となるお客様がどこにいるのかが分かりづらい。
そして、給与計算という商品のメリットをお客様に理解してもらいづらい。
そのために、給与計算は1人のお客様を獲得するまでにコストがかかると考えられます。
なのでこの場合、先に助成金のサービスを打ち出して、その後に給与計算を提案する。
こういった流れを組んだほうがうまくいく確率が高くなります。
この「顧客獲得コスト」という考え方を士業の先生もぜひ取り入れてくださいね。