2010年ころから、日本国内ではフェイスブックが騒がれ始めました。
また、その少し前にはツイッターが全盛の時代でした。
その少し前は、ブログやミクシィに人気がありました。
これら
は全て、SNSと呼ばれるものです。
利用者が自分で情報を気軽に発信できる媒体
世の中の流れとして、
と言われることもあります。
しかし、私はそれでも検索エンジン対策の重要性は変わらないと感じています。
「検索エンジン対策は終わった」的なことを言う方もいますが、それは早計です。
士業の先生にも、ここは勘違いしないでいただきたいのです。
そもそも、SNSを使う人と検索エンジンを使う人は、動機が全く違うのです。
基本的に、SNSを使っている人というのは言葉は悪いですが「暇な人」です。
忙しい人は、いちいちフェイスブックやツイッターやブログをチェックすることは難しいでしょう。
SNSは、「暇な人」が「暇な時間」に、「なんとなく」見ている、というのがほとんどなのではないでしょうか。
一方、検索エンジン(ヤフーやグーグル)を使う人は、「検索したい人」です。
つまり、検索エンジンの利用目的は
のいずれかです。
ほしいものや、知りたいことがあるからこそ、人間は検索するのです。
つまり、検索している人は「目的意識」が非常に高いのです。
例えば、「大阪 社労士」で検索する人は、かなりの確率で「大阪で社労士を探そうとしている」と考えられます。
つまり、その人は既に「社労士に何かを頼みたい」のです。
これは、「札幌 税理士」だろうが、「名古屋 会社設立」だろうが、全てに言えることです。
すでにお客様側に需要があるからこそ検索するのです。
そして、そこにあなたのホームページが表示されていたとしたら、どうでしょうか?
申し込みが来る確率はかなり高いですよね。
士業のサービスというのは、基本的に「お客様の需要ありき」です。
SNSで暇している人に「大阪で社労士やってます!」と言っても、申し込みはなかなか来ないでしょう。
もちろんSNSで、人間関係を育んだり、自分の人間性を知ってもらうことで申し込みが来ることもあります。
でも、それってすごく時間がかかりますし、最初からやるべき方法ではないと私は考えています。
まずはホームページ。
そして検索エンジン対策。
SNS対策はその後でも十分です。
取り組むべき順番を間違えないでくださいね。