対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業
ここでは、【SEOに強い文章の書き方】をお伝えします。
文章の書き方ひとつで、SEO対策にも影響が出てきます。
ホームページの検索順位をアップさせたい方は、必見です。
それでは、さっそく、10個のポイントについてご紹介させて頂きます。
まずは、文章を書く前に、「その文章で狙うキーワード(上位表示させたいキーワード)を決める」ことから始めましょう。
多くの場合、お客様は、検索エンジン(GoogleやYahoo)で検索してホームページにやってきます。
そのため、お客様がよく検索するキーワードを見極めて文章を書き始めないと、そもそもその情報を知りたい人(検索してくれる人)がいなかった…ということにもなりかねません。
よく検索されているキーワードを見つけるには、グーグルが提供しているキーワードプランナーというツールがお勧めです。
なお、ひとつの文章で狙うべきキーワードは、基本的に一つだけにしましょう。
多くのキーワードを狙っても、曖昧な文章になってしまい、SEO的によくないからです。
のように、各文章につき狙うキーワードは1つにしましょう。
キーワードを一つに絞ることで、テーマが絞られるので、分かりやすく、かつSEOに強い文章が書けるようになります。
狙うキーワードを決めたら、そのキーワードをタイトルに入れましょう。
検索エンジンは、タイトルを見て「その文章に何が書かれているか?」を判断する傾向があります。
そのため、タイトルにキーワードを含めることで「この文章には、このキーワードに関係することが書かれているんですよ」ということを、検索エンジンに伝えることができるのです。
また、タイトルは検索結果に表示されますので、キーワードが入っていると、お客様にとっても「あ、私が検索したキーワードに関係する文章が書かれているんだな」と感じてもらえ、クリックされやすくなります。
検索エンジンは本文も見ていますので、本文にも狙うキーワードを入れましょう。
※一点、文章を書く上では、変に意識してキーワードを入れようとしなくても大丈夫です。
そのキーワードに関連する文章を書いているわけですから、意識しなくても自然とキーワードが入るようになるのです。
逆に、意識し過ぎると、人間が読むと分かりづらい、変な文章になってしまいます。
最終的に、文章を読むのは人間(お客様)ですので、自然な文章を心がけましょう。
先生は、共起語というものをご存知でしょうか?
共起語というのは、簡単に言うと「ある単語と、よく一緒に使われる単語」のことです。
例えば、「夏」の共起語としては、「麦わら帽子」「かき氷」「冷やし中華」などが挙げられます。
また、例えば「税理士」の共起語としては、「節税」「相続税対策」「決算書」などが挙げられます。
共起語が多いということは、よりその単語について詳しく書かれている文章である、とも言えます。
文章の中に、キーワードに関連する共起語が含まれていると、検索エンジンに「そのキーワードについてより詳しく書かれている文章だ」と判断してもらいやすくなります。
結果的に、SEOに強い文章になる、ということです。
検索エンジンは、オリジナリティのある文章を高く評価する傾向があります。
他のホームページにはない、オンリーワンの情報は、お客様にとっても役立ちますよね。
よくあるのは、「体験記」「実践記」的なものです。
実際にやってみたらこうなった、などのコンテンツは、それをやってみた本人しか書けませんので、オリジナリティがあると言えます。
例えば税理士であれば、「お客様に提案した相続税対策を行ったことによるビフォーアフター」のような内容は、オリジナリティがあり、相続税対策に興味があるお客様にとって役立つ情報と言えます。
(お客様の許可を得て、名前やお写真なども掲載できると、より信頼できる文章になるでしょう)
検索エンジンは、「検索ユーザーにとって役立つ情報の検索順位を上げる」傾向があります。
士業を探しているお客様のほとんどが「何かしらの悩み・問題・解決したいことを抱えている人」です。
であれば、検索エンジンとしては、「その方の悩みを解決できるコンテンツを上位表示させたい」はずです。
こういったことからも、検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツであるかどうか?は、とても重要なのです。
また、先ほどもお伝えした通り、最終的に文章を読むのは人間(お客様)です。
お客様の悩みの解決のヒントになる文章であれば、「これは役立つ情報だ。この事務所になら安心して任せられそうだ」と感じてもらえ、お問い合わせも増えやすくなります。
文章は、読んでもらえなければ意味がありません。
いくらいいことを書いていても、読んでもらえないのであれば、価値がないのです。
読んでもらうためには、「分かりやすいこと」が重要です。
(人間は、文章を読んでいて、3つ以上分からない単語が出てくると、読むのを面倒だと感じてしまうそうです)
など、分かりやすい文章を心がけましょう。
検索エンジンも、日々進化を続けていますので、いつか「人間が読んだ時に分かりやすいかどうか?」まで判断できるようになっても不思議ではありません。
「分かりやすさ」という判断基準ができても、不思議ではないですので、意識しておきましょう。
見出しを使ったり、色分けしたりすることで、読みやすい文章を心がけましょう。
見出しは、文章の目次のような役割を果たしますので、適切に使うことで、検索エンジンの文章の理解を助けてくれます。
また、読みやすい文章は人間にとってもよいものなので、将来、検索エンジンが「読みやすさ」も文章を評価する指標の一つにしてもおかしくないでしょう。
文章のタイトルと本文がマッチしているかどうか?も重要です。
いくらキャッチーなタイトルをつけても、本文(内容)が合っていなければ、高く評価されることはないでしょう。
魅力的なタイトルを付けることも重要ですが、内容もそれに合うものにしなければなりません。
よく、「文章は、最低何文字書けばいいのでしょうか?」というご質問を頂きます。
結論から申し上げますと、文章で重要なのは、長さではありません。
「検索ユーザー(お客様)にとって役立つ文章」であることが重要です。
お客様にとって、長く詳しく説明したほうが良いのであれば、長いほうがよいでしょう。
逆に、短く簡潔に説明したほうがお客様にとって分かりやすいのであれば、短いほうがよいでしょう。
要するに、「どんな検索ユーザー(お客様)を想定しているか?」によって、最適な文章の長さも変わってくる、ということです。
※例えば、小学生向けの理科の本は、理解しやすいように、短く簡潔にまとめられていますよね。
一方、大学生向けの理科(化学や物理など)の本は、より詳しい部分まで詳細に書かれています。
では、どちらが良い本なのか?というと、どちらも対象者を想定して書いているわけなので、どちらも良い本なのです。
ネット上の文章も、これと同じです。
いくら長くても、内容が薄ければ、それはSEOに強い文章とは言えないでしょう。
逆に、比較的短くても、検索ユーザーのことを考え、分かりやすく、役立つ文章になっていれば、SEO的にも強い文章と言えます。
SEOを意識していると、どうしても考え方が「検索エンジン寄り」になってしまいます。
しかし、何度も書きますが、最終的に文章を読むのは人間(お客様)です。
検索エンジンも、「検索ユーザー(お客様)にとって役立つ情報の検索順位を上げる」傾向があり、その傾向はますます強くなってきています。
であれば、文章を書くときにも、お客様目線で書くことを意識したほうが、長期的に見てプラスになります。
タイトルにキーワードを含めるのも、共起語を使うのも、オリジナリティも、すべては「お客様にとって、その方がいいから」です。
ぜひ、検索する人の気持ちを考えて、文章を書いて頂ければ幸いです。