2013年6月21日 | SEO対策

SEOで上位表示を目指す時の注意点

SEO(検索エンジン最適化)を行なっている士業の先生も、多いと思います。

SEOは、アクセス数を増やすために、とても有効な対策です。

しかし、闇雲に取り組んでしまうと、なかなか成果につながらないことがあります。

今回は、「SEOで上位表示を目指す時の注意点」をご紹介致します。

上位表示そのものが目的ではない

SEOを行うことで、先生のホームページは、検索された時に上位に表示されやすくなります。

ここで注意していただきたいのが「上位表示そのものが目的ではない」ということです。

先生がSEOを行う目的は、おそらく「ホームページからのお問い合わせを増やして、売上を上げるため」だと思います。

「とりあえず上位表示できればOK」ではなく、「売上を上げる」ための一手段である、という意識を持ちましょう。

売上は、上位表示だけでは決まらない

SEOを行なって上位表示できても、お問い合わせが増えない(売上が上がらない)場合があります。

そういった場合の主な原因は、例えば次のようなものが考えられます。

  • 「SEOではなく、ホームページそのものに問題がある」
  • 「対策しているキーワードの成約率(お問い合わせ率)が低い」

「SEOではなく、ホームページそのものに問題がある」

ホームページの成約率(お問い合わせ率)が低いと、上位表示してもお問い合わせが増えない場合があります。

いくらアクセス数が増えても、だれもお問い合わせしてくれないのであれば、意味がありません。

アクセス解析を行なって、「ページビュー数」「滞在時間」「直帰率」などをチェックしてみましょう。

「対策しているキーワードの成約率(お問い合わせ率)が低い」

一例として、税理士のWEB戦略を考えてみましょう。

例えば、次の3つのキーワードだったら、どれが一番成約率(お問い合わせ率)が高いと思いますか?

  • 「税理士」
  • 「税理士 新宿」
  • 「税理士 新宿 相談」

正解は、「税理士 新宿 相談」です。

「税理士 新宿 相談」というキーワードで検索するお客様の気持ちは、高い確率で「新宿にいる税理士に相談したい」であることが予想できます。

一方、「税理士」というキーワードで検索するお客様の気持ちは、これだけでは掴みづらいものです。
(税理士になりたい人なのか?税理士を探しているのか?言葉の意味を調べたいだけなのか?が分かりづらいですよね)

このように、キーワードによって、お客様の気持ちは変わってきますので、成約率(お問い合わせ率)の高いキーワードで上位表示する必要があります。

※キーワードは、検索数との兼ね合いも考える必要があります。
ここでは「税理士 新宿 相談」を例に挙げましたが、もしこのキーワードの検索数が少なければ、別のキーワードの方が効果が高い場合もある、ということです。

PPCで売れるキーワードをチェックし、そのワードで上げるのが効率的!

SEOを行うキーワードを見極めるには、先にPPCを行うことをお勧め致します。

PPCは、SEOよりもスピーディーにアクセスを集めることができるので、ホームページの成約率をチェックしたり、「お問い合わせにつながりやすいキーワードはどれか?」などをチェックすることができます。

先にPPCでお問い合わせにつながりやすいキーワード(売れるキーワード)をチェックし、そのワードに対してSEOを行なって上位表示を目指す、という流れが効率的です。

先生も、ぜひ実践してみてくださいね。

なお、SEOの検索順位ごとのクリック率も、あわせて知っておくとよいでしょう。

参考になれば幸いです。

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