2012年11月26日 | 士業マーケティング

電話対応の基本のキ


士業の電話対応の一番の目的は、お客様の質問を聞くためでもそれに回答をするためでもありません。

士業の電話対応の一番の目的は、【アポを取ること】です。

よく、電話だけでお客様の質問に回答してしまい、その後につながらない士業の先生を見かけます。

しかし、電話だけで回答してしまうと以下のようなデメリットが発生してしまうのです。

  • (1)その後の仕事につながらない
  • (2)不確実な回答しかできない

(1)その後の仕事につながらない

まず第一に、電話だけで要件が終わってしまうと、それ以降の仕事につながりません。

正直な話、お金を稼げなければ生きていけませんので、これは避けたいところです。

(2)不確実な回答しかできない

次に、「お客様に合わせた的確な回答がしづらい」というデメリットもあります。

例えば税理士さんであれば、お客様の会社の状況が分からないまま、適切なアドバイスはしづらいでしょう。

そうなると、結局そのお客様も不利益を被ってしまうことにもなりかねないのです。

以上2つのデメリットもあることから、【電話対応の目的=アポを取る】これに専念していただきたいのです。

実際に会って話をすることで、お互いの意見も噛み合いますし、的確なアドバイスもできるようになります。

電話口では「一般的には~です」といった回答にとどめましょう。

そして、「お客様の状況によって適切な対処法は変わってきますので詳しくお話をお聞きしたい」と伝え、アポにつなげましょう。

【電話対応の目的=アポを取ること】

これに専念していただければ幸いです。

※なお余談ですが、士業はプッシュ型のサービスではないため、テレアポを行ったり、電話代行を依頼するのは、私はお勧めしていません。

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