2014年6月10日 | 成功思考法

業務効率3倍以上?仕事時間を短縮する5ステップ

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

今日は、「仕事時間を圧倒的に短縮する方法」をご紹介させて頂きます。

士業は、労働集約型(働いた分だけ収入になる)のビジネスなので、いかに効率よく仕事を進めるか?で、売上を大きく左右してきます。

ご自身の時給はいくらですか?

突然ですが、先生の時給はいくらでしょうか?

アルバイトでもない限り、「時給」という考え方はあまりしませんが、とても重要な考え方になります。

特に、独立されている方は、やろうと思えば、一日中働くこともできてしまいます。

しかし、それだけ成果が出ているかどうか?は、また別の話です。

いくら長時間仕事をしても、成果につながらなければ、もったいないですよね。

この「成果」を客観的に判断しやすいのが、「時給で考える癖をつけること」なのです。

例えば、30万円で請け負った仕事を完了するのに、50時間かかったとしたら、時給は【30万円÷50時間=6000円/時】となるので、時給6000円ということになります。

30万円で請け負った仕事を、20時間でできるようになれば、【30万円÷20時間=15000円/時】となるので、時給15000円ということになります。

このように、作業効率を上げて、仕事時間を短縮することができれば、時給が増え、最終的な売上もアップさせることができるのです。

※余談ですが、時給に関する更に詳しい内容は、以下もご参照頂ければ幸いです。
>> 「HP制作業者に依頼すると得か?損か?」を見抜く方法

仕事時間を短縮する5ステップ

ここでは、私(大林亨輔)が実践している、仕事時間を短縮する5ステップをご紹介させていただきます。

個別コンサルティングなどでも推奨している方法になりますので、ぜひご活用いただければ幸いです。

  • (1)書き出す
  • (2)細分化する
  • (3)並べる
  • (4)タイムリミットを決める
  • (5)やる

(1)書き出す

まず、自分が今抱えている仕事をすべて箇条書きで書き出していきます

例えば、以下の様なイメージです。

  • ~~の書類を作成する
  • ~~の資料を作成する
  • セミナーの準備をする
  • ……(以下、同様に書き出していく)……

すべて書き出すことで、まずは全体像を把握します。

(2)細分化する

次に、仕事を細分化していきます。

例えば、先ほど「セミナーの準備をする」という項目がありましたが、セミナーの準備にも、いろいろなものが含まれていますよね。

  • セミナー会場を予約する
  • パワーポイントの原案を作成する
  • パワーポイントを作成する
  • 参加者に配布する資料を作成する
  • 終了後の懇親会の会場を予約する
  • セミナー後の無料相談会の案内を作成する
  • 無料相談会の会場をおさえる
  • ……(以下、同様に書き出していく)……

もちろん、これ以上に詳しく書き出すこともできますが、大切なのは「大きな仕事を、細かい仕事に分ける」ことです。

「セミナーの準備をする」だけだと、何から始めていいかが分かりづらく、また、何が終わっていて何が終わっていないか?を把握しづらいので、仕事時間を短縮することが難しくなります。

今すぐ手を付けられるレベルまで細分化しておくことで、効率よく進めることができるようになります。

(3)並べる

各業務の細分化が終わったら、それらを並べ、優先順位を決めていきます。

この時、「似たような業務はなるべく同じタイミングでやる」のがポイントです。

人間は、作業内容がコロコロ変わると、そのたびに頭をリセットしなければいけないので、効率が落ちてしまうのです。

似たような書類を複数作るなら、それらは同じタイミングで手を付けたほうが、仕事時間の短縮につながります。

(4)タイムリミットを決める

先生は、パーキンソンの法則というものをご存知ですか?

【パーキンソンの法則(ウィキペディアより)】

  • 第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
  • 第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

注目していただきたいのは、第1法則の方です。

第1法則は、要するに、「タイムリミットがない仕事は、いつまでたっても終わらない」ということを指しています。

先生も、「あと3時間しかない!」という時と「今日は一日まるまる余裕を持って仕事ができる」という時を比べると、仕事の質や量はあまり変わらなかった…なんていう経験、ありませんか?

人間は、タイムリミットがないと、際限なく仕事を増やしてしまうのです。

そのため、自分で意図的にタイムリミットを決めてしまった方が、仕事時間は圧倒的に短縮できます

(5)やる

(1)~(4)までできたら、あとは脇目もふらずに、優先順位の高いものから取り組んでいきましょう。

段取りが終わっているので、あとは「やるだけ」です。

まとめ

仕事時間を短縮するには、「その仕事を始める前に、どれだけ段取りができているか?」が非常に重要になります。

段取りをするのは、いつでもどこでもできます。

電車の中でも、お昼ごはんを食べながらでも、メモやスマートフォンなどがあれば、その場でできてしまいます。

席について「さて、次は何をしようか?」と考える時間が、もっとも無駄です。

実際私は、これを実践することで、業務効率を3倍以上に改善することができています。

この無駄を無くすためにも、上記の5ステップで、しっかり段取りをしてみてくださいね。

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