2013年12月19日 | 士業マーケティング

WEB集客に欠かせない、「顧客生涯価値(LTV:ライフタイムバリュー)」とは?

対象:弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、その他全士業

先生は、「顧客生涯価値(LTV:ライフタイムバリューなどとも呼ばれます)」という言葉をご存知ですか?

ネット集客において、「顧客生涯価値」というのはとても大切な考え方です。

顧客生涯価値(LTV:ライフタイムバリュー)とは?

顧客生涯価値(LTV:ライフタイムバリュー)とは、「一人のお客様が、一生のうちに、どれくらいのお金を事務所に支払ってくれるか?」の金額になります。

例えば、10万円の商品があって、一人のお客様が一生のうちに3回買うとしたら、その商品の顧客生涯価値は「10万円×3回=30万円」になります。

つまり、扱う商品やサービスによって、この顧客生涯価値は変わってきます

会社設立などの単発の業務であれば、リピートが期待しづらいことをふまえると、顧客生涯価値は1回の売上分になります。

税理士や弁護士の顧問契約や、社会保険労務士の給与計算サービスのように、継続的に売上が期待できるものは、顧客生涯価値も上がります。

顧客生涯価値を考えて集客しよう

ネット集客では、この「顧客生涯価値(LTV:ライフタイムバリュー」を考えて集客する必要があります。

ここでは分かりやすいように、税理士の顧問契約を例に挙げてみます。

仮に、月3万円の顧問料だとすると、決算料なども加味して、1年間で得られるのは「月3万円×12回+決算料等=約50万円」と計算できます。

(一般的に、継続性のあるサービスの場合、顧客生涯価値は1年間で計算することが多いです)

お客様が継続すれば、2年目にも50万円、3年目にも50万円、のように、どんどん積み上がっていきます。

そのため、例えばお客様一人を獲得するのに20万円の広告費がかかったとしても、長い目で見ればペイできる計算になります。

極端な話、最初は赤字でも、顧客生涯価値さえ計算できていれば、最終的には売上が上がります

先生の場合に置き換えて考えてみましょう

こう書くと、「自分は税理士じゃないから関係ないな…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

司法書士や行政書士といった他士業でも、考え方によってはリピート性のあるサービスを生み出すことは可能です。

会員制サービスなどは、その一つと言えますね。

  • 自分のサービスの顧客生涯価値はいくらか?
  • そのサービスをリピートしてもらうことはできないか?
  • 顧客生涯価値を上げることはできないか?

こういった発想が大切になります。

先生の場合だったら、どのような使い方ができそうですか?

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