2013年4月26日 | SNS攻略法

士業のブログの”正しい”使い方

弊社は、士業の先生から「ブログはやった方がいいですか?」というご相談をよくいただきます。

ブログも、ネット集客の方法の一つとして、有効な方法ではあります。

ただ、間違った使い方をしてしまうと、「毎日更新しているのに、まったくお問い合わせがない」ということにもなりかねません。

今日は、「士業のブログの”正しい”使い方」をご紹介させていただきます。

「ブログ=日記」ではない

一番気をつけていただきたいのは、「ブログ=日記、ではない」という点です。

よく、「今日は~~を食べました」「今日は~~に行ってきました」のような日記が書かれているブログをお見かけします。

個人の趣味としてブログをやっているのであれば日記でも何でも書いてOKです。

しかし、ネット集客のためにブログを使うのであれば、日記のような使い方はやめることをお勧めします

※余談ですが、芸能人のブログは日記がたくさん書かれているので、その影響が大きいのかな?と私は感じています。

誰も他人の日常には興味ない

なぜ日記では集客できないかというと、「誰も他人の日常には興味ない」からです。

例えば先生は、「日本のどこかにいる、とある税理士が、今日何を食べたか?」を知りたいと思いますか?

正直、知りたいとは思わないですよね。

先ほど芸能人のブログの例を出しましたが、自分が大好きな芸能人のブログならまだしも、自分が全く知らない芸能人のブログは、見たいとは思わないですよね。

それと同じです。

ブログに書くべきなのは、「先生がお持ちの専門知識」

士業がブログでやるべきことは、日記ではなく、「専門知識を書き、お客様からの信頼を得ること」です。

例えば、

  • 税理士なら、税金関係のことを、
  • 弁護士なら、法律関連のことを、
  • 司法書士なら、登記や会社設立などのことを、
  • 行政書士なら、各種許認可などのことを、
  • 社会保険労務士なら、助成金や就業規則などのことを、

こういった専門知識を書いていくことをお勧めします。

そうすることで、お客様が「あ、この先生は専門知識があって、信頼できるな」と感じてくれます。

また、それだけ検索エンジン対策(SEO)にもなりすので、一石二鳥です。

士業のブログは、専門知識を書いて、先生の信頼感を上げるためのツールです。

その上でホームページに誘導し、お問い合わせにつなげる。というのが、士業のブログの”正しい”使い方です。

注意:「法改正がありました」だけでは不十分

よく「法改正がありました」という記事を載せているブログをお見かけしますが、ネット集客の観点から考えると、これだけでは不十分です。

お客様は、「法改正があったのは分かったけど、じゃあ自分(お客様自身)はどうすればいいのか?」を知りたいのです。

そのため、「~~という法改正がありました。これによって、~~になりますので、~~のような方は~~することをお勧めします」のように、お客様が求めている情報に落としこんで書くのがポイントです。

参考になれば幸いです。

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